冒頭はミャンマーの寺院の写真を使わせていただきました。とても素敵な写真で一目惚れでした。ありがとうございます！

5月16日　稽留流産診断当日　自然排出待ち1日目

掻爬手術が怖すぎて　なんとか自然に出てきてもらおうとタイマッサージに来てみます

タイ人のアンさん

敬虔な仏教徒で仏教の考え方を色々教えてくれます

マッサージも最高でいつもお世話になっているのです

元気に迎えてくれました

久しぶり！コドモデキタカ

出来たんです！でも死んでしまった　と

伝えました

そうか。　包みこんでくれるような存在です

ゆっくりマッサージを始めもらいます

私はファンタジーはよくわかりません。

流産した赤ちゃんは

お空に忘れ物を取りに行ったんだよー

とか

また来てくれるよー

とか

ほんのちょっとしか一緒に居られないって分かってたけど来てくれた

とか　苦手です

苦手というか　そうやって受け入れようとすると

もう耐えられない気がして

理詰めで、知識を詰め込んで

これが私の問題との向き合い方のようでした

なので宗教感には少し興味があって

話をしてもらいに行きました

ファンタジーと宗教の教えの違いは微妙なところだと思うのですが

なんとなく　理屈や根拠も聞かせてもらえる気がしていました

さて、仏教の考え方です

(アンさんから丁寧に教えてもらっているのですが、私の理解が違っている箇所があるかもしれません。お気づきの点ありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです)

基本的には因果応報であって瞑想がとても大切であるという教えです

お腹の子どもが死んでしまったのは

あなたと子どもに縁がなかったから

縁があったらまた戻ってくるし

他の親と縁があったらその親のところにいく

ただし、次上手く生まれるためには運も必要

今回ももっとその子に運があったら
生まれることができたかもしれない

今お腹で死んでいる子には運がない

運がないままだと次の縁でも生まれることができない

あなたが瞑想をすると、自分に運をつけることができる

あなたがつけた運を　お腹の子にあげることができる

そうすると　その子に運がついて

次は生まれることができる

それはあなたのところかもしれないし

別の人のところかもしれない

そこは縁次第

どうでしょうか

私はとても腑に落ちる気持ちになりました

また戻ってくるねー　というファンタジーも素敵ですが

縁がなかったから　とスパッと言われるのも

私にとっては妙に納得でした

自分から出てきてもらうことばかり考えていましたが

次のために運を持たせてあげられるって

いい考え方だなと思いました。

もちろんもう一度来てくれたら嬉しいけれど

もしその子が他のお母さんとハッピーに暮らせるなら

同じくらい嬉しいです

生意気ながら母としてできることかも　なんて

考えました

そうしてYouTubeの10分瞑想の動画を教えてもらいます。

身近ですぐ実践できるところも瞑想の良いところだそうですよ

5分でも1分でも良くて

蛇がちろっと舌を出すくらい短い時間だって

ちゃんと届くんだそうです

お腹の子はもうお母さんのことが分かっているから

名前をつけてあげて

あなたに運を上げるよと言ってあげなさい　と

文字にすると盛大なファンタジーにも見えますね

この違いはなんでしょう

今　稽留流産で落ち込んでいる方がいたら

色んな人の話を見聞きして

一番納得できる考え方をしたらいいと思います

今度どこかのノートで書きたいと思いますが

私はこの仏教の考え方とファンタジーと合わせて

自分なりの考え方を見つけることができました

(結局ファンタジーよりですが笑)

なお

縁があるかどうかは戒律が同じかどうかによるそうです

戒律は一般の人たちにとって次の5つです

1 生き物を殺しては行けない

1 人のものを盗ってはいけない

1 浮気はだめ

1 うそもだめ

1 お酒やギャンブルはだめ

これが母と子が同じ戒律(どれも守ってる同士、や殺したり盗んだりはしないけど、浮気はしちゃった同士、など)

守れていることと守れないことが合致していると

縁がある　

となるそうです

だから、　今回は私とお腹の子の戒律が違ったのだ　と

自分が全部守れているとはとても言えません。

もしかしたらお腹の子はめっちゃ良い子で

こいつ違うわーってなったのかも

とも思うことにしました

ここまで読んでいただくと

すごくしっとりした良い時間のように見えますが(実際そうでもありますが)

マッサージ自体は超ハードです

心が傷ついてるとかお構いなしで

ボキボキバキバキ鳴らされます

めっちゃ踏まれます

ストレッチだって超ハードです

少し元気になりました　。。

稽留流産診断当日はこんな風に終わっていきました

続きます