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ネガティブな気持ちに蓋をしない

前回の記事で仕事を辞めた理由についてモヤモヤしていることをきちんと言葉にしたら、とてもスッキリした。ただ愚痴をいうのでもなく、怒りをぶちまけるのでもなく、ひとつひとつ落ち着いて書き出していったらとても気持ちが整理された。

きっとネガティブな気持ちに蓋をしてしまうと、一体何に不快感を感じているのかに気が付かず、また同じことを繰り返してしまう。

どこにその原因があるのか自分で気がつくことができれば、次に同じような違和感を覚えた時に「線引き」ができる。

・あの人はこう考えている。しかし私はこう考えている。

・これは相手の問題。私が関与できることではない。

・この部分は良いと思う。でもここからは不快な気持ちになる。

・いま目を向けなければいけないのはこの話で、それ以外は過去の出来事を思い出していただけだった。

モヤモヤイライラするときは、自分のことと他者のこと、現在と過去、事実と推測、色々なものがごちゃごちゃになりやすい。

それを書き出すことで、整理することができる。

頭の中では視覚化されないものも、書くことで見えてくるものがある。「書く」ことで自分の内面にあるものをいったん離して客観視できる。

そして書き出されたことの中から、いま必要なことをそれぞれを眺めて許容できるものなのか、改善できるものなのか、自分の力では変えられることなのかを考えて次の行動に移せばいいんだ。

よし、これで自分にとってのひと句切り。時期は中途半端になってしまったけれど、ようやく引きずっていた重たい荷物を降ろせたような感じがする。このまま身軽な気持ちでやっと訪れた春を楽しもう。


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