見出し画像

肌を綺麗に見せるための下地とファンデーションの選び方

今回は基本的な事をお伝えします。
ちょうど、ご質問を頂戴したという事もあるのですが、
今回わたくしが書こうとしている事って意外と知られてないんですよ。
と云う訳で早速、結論を書いてしまいますね。

下地もファンデーションも、あなたのお肌に合わせて選んでください。


えー!そんなの当たり前じゃないですか!
と仰る方もいらっしゃるでしょう。
でも、この事を誤った捉え方をしている人って意外とすごく多いのです。
以前、記事にもしましたが

ファンデーションは、実際ご自分のお肌につけて選んで戴きたいのです。
これには色を合わせるという目的もありますが、感触や質感などを確かめるという目的もあるからなんですね。
お肌の状態だけでなく好みやライフスタイルまでも含めた現在のあなたとの相性をみるという訳です。
正しくはこれが、現在のあなたの状態に合わせて選ぶという事になります。

そもそも、何故ファンデーションを塗るかと言うと、お肌を綺麗に見せたいからですよね。
色が合っていて、なおかつ質感もあなたのお肌になじんでいて、感触もあなたのお好みのファンデーションであれば、まず綺麗に塗る事ができますし、時間が経って何らかの変化があったとしても、それが悪目立ちしません。
つまり、あなたに合ったファンデーションを選ぶ事が、お肌を自然に綺麗に見せる事に直結しているのです。
と云う訳で、まず先にファンデーションを選びましょう。
そして、次に下地を選びます。

もし、そのファンデーション専用の下地があれば、それから試してみるのもよいかも知れません。
でも専用の下地とは、あくまでもそのファンデーションとの相性がバッチリに作ってあるのであって、あなたのお肌などとの相性がバッチリかどうかはわからないんですよね。
あっ、そんなに悲しまないでください!
大丈夫ですよ、下地の目的ってそもそもファンデーションを肌の表面に綺麗に引っ掛けるという事なので、ファンデーションと同じブランド(ライン)で揃える必要はないんです。
下地も、現在のあなたのお肌の状態に合わせて選ぶのがベストです。
さまざまなタイプがありますが、色付きの下地はただただ白くなるものや、オレンジと言いつつひたすらベージュになるものが多すぎます。
こういったものがファンデーションの層の下、つまり肌のすぐ上にあると、ファンデーション以前にフィルターがかかっている状態になるので、
視覚的には不透明感として現れます。
何ならメイクで透明感を作り出そうとしているところに、これは非常に邪魔ですので、下地はなるべく色がつかないものの中から、しっとり・みずみずしい・さらさらなどなど感触に重きを置いて選ぶと良いと思います。
わたくし智恵子式では、
せっかく選んだファンデーションの色を邪魔しないため、
そして基本的に日中、外出するためのメイクを想定しているので紫外線防止効果をサポートする意味でも
SPF20以上で、強く色がつかない下地を使う事をおすすめしております。

ところで皆様、パンって召し上がりますか?
わたくしは結構好きで、毎日何らかのパンを食べています。
オーソドックスな食パンも、クロワッサンも、バゲットも、デニッシュも、ベーグルも好きですし、サンドイッチも、フレンチトーストも、カレーパンも好きですね~。
パンって、ものすごく沢山の種類と調理法と食べ方がありますよね~♡

えっ? 急にどうしたんですか?


あっ、決してイカレた事を言い出したい訳ではなくて、たとえ話をしたいなと思ったのです。
ファンデーションをパンだと思ってください
というお話なんですけど。
わたくしの、先にファンデーションを選んでくださいと云う主張は、
ファンデーションをメイン扱いしてくださいと云う意味なんですね。
毎日使えるファンデーションをひとつ選んでおいて、下地やパウダーなどで日々のコンディションなどに細かく合わせていくイメージです。
ファンデーションがパンだとしたら、バターやジャムが下地、チーズやハムとかツナとかフルーツなんかがパウダーですかね。
下地にもパウダーにも、パンに味変どころではなくメニューが変わってしまうほどの威力をもたらす諸々と同じようなパワーがあるので、異なるタイプを複数持っておけば色々な事ができちゃいます。
でも、だからこそ、ファンデーションの魅力を損ねず引き立てるために全顔に使える色のつかないタイプの下地とパウダーをまずはおすすめしているのです。ひとつだけ持つなら、絶対にコレでお願いします。
もうパンの話はおしまいにしますが、最後にひとつだけ。
Youtubeなんかで「めっちゃおいし~!」と言われているパンを、あなたが美味しいと思うとは限らないので気を付けてください!!

ええと、何が言いたかったのかというと、多分
ファンデーション種類多すぎ!
って事なんですよね。
ブリオッシュも、ナンも、プンパニッケルも、白トリュフの塩パンも、
パンだよね?!的な。
ですから、ここからは選び方のヒントになりそうな事を書きます。

たとえばお肌が
乾燥しがちな方ならしっとりした、
あぶらっぽくなりがちな方ならさっぱりしたファンデーションを
通年使ってください。
たとえば肌質的に
張りがなく見えてしまう方ならツヤの出るタイプ、
テカテカに見えてしまう方ならマットなタイプのファンデーションを
選ぶのも良いですね。
勿論、これも通年使えます。
実は、ファンデーションを季節によって変える必要って全くないのです。
季節に関係なく、あなたのお肌の状態に合わせて変えたり変えなかったりするのが正解&必要であり、なおかつ安全だと言えます。

ファンデーションに関しては、流行も気にしなくてOKです。
何故なら、たとえば流行りのツヤ系ファンデーションひとつとっても、
似合う・似合わないとは別に、元々の肌質との相性があるからです。
塗った時にツヤを吸い込んでしまう場合も、逆にツヤが出過ぎてテッカテカになってしまう場合もあるんですね。
だから、実際ご自分のお肌で試してみる事がとても重要です!
最近はご時世的にしっかりサンプルを用意しているブランドが多いので、
タッチアップしなくてもカウンターに足を運ぶ価値はあります。
もしファンデーション選びで質感に迷ったら、
「セミマット」や「セミグロウ」などといった、ツヤにもマットにも寄りすぎていない事を謳ったものが汎用性が高くておすすめです。

先述のパンと下地とパウダーのお話とも繋がりますが、
ベースメイクの質感自体はファンデーション以外のアイテムで幾らでも調整できますし、トレンド感もファンデーション以外のアイテムで十分出せますので。

ただ、新しく発売されたファンデーションには、これまでになかった機能が搭載されている事が多いです。
現在でしたら、「マスクにつきにくい」機能とかですね。
機能とは(本来)肌質を選ばず発揮されるように出来ているはずですので、
こういったポイントを優先して選ぶのも良いと思います。

また、何を使ってどうやって塗るのか・それが自分に合っているのかという事を考慮するのも大切です。
びっくりする事に、クッションファンデのスポンジを一度も洗う事なく
「このファンデ、劣化してます!塗ると肌が汚く見えるんですけど!」
なんてクレームを言いに来るお客様って実在するんですよ。
ツールを定期的に洗う事ができない方は、ご自分の手指だけで綺麗に塗れるファンデーションを選びましょう。そして塗り終わったら、手を拭いたり洗ったりしましょう。
クッションファンデに関しては
「もうなくなっちゃった!量が少ない!…って事は、高~い!!」
と仰る方が結構いらしたんですけれども、そういう方にはリキッドファンデーションを強くおすすめします。コスパ良いですよ。
形状と機能で言えば、クッションファンデの中身とリキッドファンデーションってほとんど違いはありませんので。

それから、絶対に忘れないで戴きたいのは、
ファンデーションはお肌を綺麗に見せるためのものである
という事です。
長時間お肌に乗っかっているものかも知れませんが、
一枚の化粧膜として綺麗に保たれて欲しいものなのです。
つまり、日焼け止めと同じく、浸透されちゃあ困るんですよ。
だから、美容(保湿)成分たっぷりなどと謳われているファンデーションは「皆目見当違い!」と一喝したいですね。
皆様は一喝なさらなくてよいので、成分よりも相性を気にしてくださいね。

メイクとはなりたい自分を叶える事もできるものですから、なりたいお肌を目指してファンデーションを選ぶお気持ちはよーくわかるのですが、
ご自分のお肌の状態を把握する事は、なりたい自分への近道になります。
お肌の困り事はファンデーションではなく、スキンケアで対処する事です。
それはまた別の機会に書きますので、気長にお待ち戴けると助かります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この下にある「スキ♡」と云うやつを押すと当たりが出るかも知れません。当たりには、決しておすすめという訳ではないのですが、わたくしが気に入っている化粧品の商品名が書いてあるのです。それでわたくしは「当たり出た人いるかな~♪」と楽しい気持ちになれるので、押してみる事をおすすめしておきます。



わたくしのメイク技により、ご自分の力でご自分を美しく出来るときめきを感じて戴けますように♡応援宜しくお願いいたします。