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「共感力」はいわゆる「意思決定支援」なんだ。

去る2023年9月20日「白熱道場+」として、お話ししました。

今頃また、共感力かいな、とか、そうでないとか?

「共感する」というのは、思いやる心でもあり、思いやるには他者を知らないといけません。それはとっても難しい。そして、わかっても、相手が何を望んでいるのか、を十分理解しておかないと、共感を得るのは難しい。

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例えば、家族と別れ残された子供がいたとします。
「そりゃ、絶対母親代わりの人がいた方がいいよ。」と周りの言葉。

そうなんです、母親代わりの人いた方がいいに決まっている、というセオリーは成長期においては大切なんだろうと仮定して、考えてみます。

でも、「母親に変わる”母親のような女性”」である必要はあるのか、という点は難しい。
お父さんをさっさと再婚させてしまえば事足りる、ということでは、、、ない。

残された子供を冷静に観察し、環境、なのかお金、なのか父親との時間を増やすことなのか、何がその子を寂しくなく、すくすくと育ってもらうために必要なものは
その”ひと”次第、なんだろうと思います。

そこをせずに自分の感情をぶつけるのは、「愛」はあるかもしれませんが、本質からどんどん遠ざかっていく可能性もあります。関わりに注意が必要です。

だからと言って、
「共感を得ない言葉は相手を傷つけるかもしれないから私は何も言葉を発しない」のでは、世の中はもっと理解し合えないんです。

自分の言葉は、自分がしっかり考え抜いて、誰のせいにもせず、
しっかり伝えることは、きっと、これから先は、さらに求められてきます。
(と、私は思っています。)

ですが、それが全ての人ができたら、きっと、
「意思決定支援」なんて言葉は不要なんです。

ですが、
その人の年齢や、理解力や、言葉にする力(概念化)や、女性性、男性性、
いろんなことが影響して、伝えきれないことは多い。

だから、「意思決定支援」と言われるプロセスが必要だと思います。

そこにその人の「想い」を受け止めるべき立場の人が、
一緒に紐解いて、一緒に考える、という、「思いやり」と「難しさ」にあふれたプロセス。

それこそが、「共感力」なんだろうと思います。

あなたには、私はなれない。その謙虚さから始まるプロセスが、
絶対に、必要だと私は思っています。



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