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バルトーク

私的には近現代のバッハと言っても良いバルトーク🎶

実はあまり弾かせてもらえる機会がなく、大学院に入ってからいくつかの小品を弾きました✨

聴いているだけだと独特なリズムと不協和音や教会旋法的な和音がマッチした曲調としか思っていませんでした😅

これが弾いてみるとびっくり👌緻密に仕掛けがしてありました😊

バッハの対位法が使われソプラノ、アルト、テナー、バス、と右手と左手の旋律4声が重なって、あの和音が出来ているのです🙆

けれど使う音階はバッハとは違い、近現代の手法なので重なった時には不協和音的な、短調なのに長調のような、独特さが出ます☘️

しかもバッハのごとくテーマとなる旋律も決まっていて、それが4声の所々に出てくるのが弾いていて何とも楽しいのです😊何となくではなく、全て計算されて辻褄があった音楽🎶
だけど聴いてる分にはそれん感じさせないワクワクする感がある🎈

大曲は詳しくありませんが、ここでわかるよと弾かせてもらったのが、ミクロコスモス😌

子供向けの曲集で6巻までありますが、後半はそれなりに弾く技術もいります。和音とは言え4声で動くので、割と手の交差や鍵盤の狭い範囲での連打もあります(笑)。

まず最初に弾いたのが6巻の1曲目、「自由な変奏曲」✨
これは弾かないと分かりませんでしたがバッハのようにテーマが各声部に見え隠れする曲。手は絡まりますが(笑)リズム感だけでなく理に適った気持ち良さのある曲です🍭

https://m.youtube.com/watch?v=07fYBY6uO6w

それと6巻の3曲目に「蝿の日記より」と言う曲があります(笑)。
先生が弾いてみせてくれた時はなんて変な曲、まるで虫にみたいと思ったら、ハエの曲だったという(笑)。これも狭い範囲で細々動くので弾きなくさはありますが、ハエになった気分を味わえる、弾いてかなり楽しく笑える曲です😅

https://m.youtube.com/watch?v=zEKTcl-Cabw

また7曲目のオスティナート🎵これは次からのブルガリアンリズムを思わせる、かなり演奏会向けの曲です😊

https://m.youtube.com/watch?v=LhVgEXtXLSo

そしてこの後の6曲が「ブルガリアンリズムによる6つの舞曲」です😌

ブルガリアにもその国特有のリズムがありますが、8分音符を一拍とした変拍子です。踊りで手を上げたり足を上げたりしやすいように、変拍子になったと聞いたのを覚えています🎼
大学時代、ブルガリア出身のピアノ教授の楽曲説明会に参加したのが懐かしいです😊

私たちの良く知る8分音符が1小節に6つの8分の6拍子とかではなく、3+3+2とか2+2+3など、曲によっても違い、とてもユニークです🍭ピアノ曲ですが正に踊りの民族的な曲です。

1曲目の楽譜🎶 これは4+2+3

2曲目は2+2+3。3曲目は2+3。4曲目は3+2+3。5曲目は2+2+2+3。6曲目は3+3+2。

是非リズムを味わいながら聴いてみて下さい✨

https://m.youtube.com/watch?v=GtRNnldKO8g

バルトークの演奏家についても私的にこの人、という人にはまだ出会えてないので出次第更新したいと思います🍁😊

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