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モーツァルト

一応ほぼ年代順に進んでます😅ヴェートーベンに続き、古典派。

モーツァルトも同じく中、高時代に弾きましたが(弾かされた)、その時は全部同じ感じでつまらないと思ってました(笑)

素敵だなと思い始めたのは大学に入ってからです🍒

モーツァルトの曲は年代が近いことからも、バッハの影響をよく受けています。

だから和音が美しく、和音をバラした時のソプラノ、アルト、テナー、バスの横の流れが歌の旋律のようにつながっている🎶

また、展開系の和音(ドミソではなく、ミソドとかソドミとか)が多く使われているので、詰まった重たい感じでなく(ドミソとかはヴェートーベンが多い。だから密集した重たい感じに)、広がった開放感がある🌿

大学院の論文で、改めて各作曲家のピアノ曲を数曲ずつ、音を音域も分けて採取してデータを取ったこと、院の時の作曲家のピアノの先生から教わったことで、分かりました。

バッハの次に、どんな風に弾いても曲が崩れにくいのがモーツァルト⭐️

しかも当時は和音が美しい曲が良いとされる傾向で、ヴェートーベンもモーツァルトに嫉妬していたとか😅

モーツァルトは天性の感覚のままにして成功した天才肌タイプ、ヴェートーベンももちろん天才だけど、努力で切り開いたタイプ。

勉強しないでも東大を出て、そのまま自分の持ち味のままいった人、元々の頭もあるけど、勉強もして東大を出て、自分の中のものを試行錯誤しながら形にした人、という感じでしょうか。

それからモーツァルトの素敵なところは、子供が初めて見たものに目をキラキラさせるところ、少年の心をそのままに、大人になったのが、曲から伝わります🎹

どの曲も捻った感じはなく、素直に、キラキラした感情が見てとれます。

だから聴いていて疲れない😊

ソナチネやソナタは全て良いですが、幻想曲はモーツァルトの違った一面が見れてオススメです。

それとイタリア歌曲集。オペラ。私も高校時代、沢山伴奏しました(笑)。高校時代の部活が管弦楽部だったので、オーケストラでもいくつか演奏しました。オペラは沢山ありますが、フィガロの結婚は何度見ていても楽しいです。

話をピアノに戻して、ピアニストは日本人なら内田光子さんが有名です。

イギリス在住みたいです。私が高校生の時、当時のピアノの先生から、1日1〜3時間しか練習しないと聞いて、驚きました。他はイメージトレーニングだそうで。弾く以外に練習できることもあると教わりました。

もう1人は同じみのグレン・グールド。もうしつこいので写真は載せませんが(笑)、バッハのイメージあるけどモーツァルトも良いよという意味で挙げます。
歌いながら楽しそうに弾いてるのがモーツァルトを連想します。少年のままの心で、透明感のある音がモーツァルトにマッチしています🎼

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