◇クリエーターズマーケット in 名古屋

今日はポートメッセ名古屋に赴きました。目的はクリエイターズマーケット
イラストに写真、雑貨にアクセサリー、服にかばん、文房具に家具など、様々な「つくるひとたち」「作品」が集う場です。名古屋だと約2,000ブースにもなるのだとか。
また会場は、一般ブースや企業ブースが並び大まかなジャンル分けがされている3号館と、ミニブースがジャンル関係なく並ぶ2号館とあります。
わたしは3号館のイラスト関係のブースと2号館を主に見て回りました。

こうしたイベントに足を運ぶ醍醐味のひとつは、出会いがあることだと思います。事前にチェックしているブースももちろんありますが、実際に見て回っているときに興味を覚えて立ち寄るブースもある。そして作品をお迎えしたり、作家さんのSNSをフォローしたりすることもある。

あれだけのクリエイターが集結する場で、数え切れぬほどの作品が並ぶ中で、来場者の目に留まるということ。とても、大変なことだろうと思います。だからこそ、作品だけでなく設置にも力を入れ、工夫が見て取れるブースも多くありました。それに気づくのもまた楽しいもので、それもイベント会場に足を運ぶ面白さなのかもしれない。
特に2号館は、ジャンルごとにブースを固めておらず、イラストブースの横にアクセサリーブースが、そのまた横に革製品ブースが、といったことも珍しくありませんでした。だから、「ここはイラストエリア」といった前提がない。目に付いたブースのメインがなんなのか、都度判断する必要がある。

そういう空間を回って気づいたのですが、視覚的に情報が溢れる場だからこそ、文字や言葉って効力を発揮することもあるんだなーと。
ちょっとブースを離れていると、小さなピアスなんかはよく見えません。ミニ原画なども然り。見えたとして、そのコンセプトや材質、特徴まで捉えられるかどうか。
でも、「柴犬グッズの店です」と書いてあったら。柴犬好きだったら、覗いてみようかなって思うんじゃないでしょうか。
「十二星座がモチーフのペンダントです」とあったら、自分の星座を探してみたくなるかもしれません。
あとは、サークル名にインパクトがあって思わず見てしまうとか。「ポスカ、シール、メッセージカードなど」等ラインナップがあるとか。サークルのコンセプトが書いてあるとか。
……まあ、文字情報のほうがわたしにとっては処理しやすいから、こう感じるのかもしれませんが……。

ほかに目に留まったブースの工夫を挙げていくと、
・イラスト系→ポスターなど大きめのイラストが展示されており、テイストや雰囲気がわかりやすい
・フレークシール→実際に貼ったスクラップブックで、商品ごとの中身を用意に比較できる
・アクセサリー→マネキン等に装着、もしくは使用例の写真を掲げておくことでイメージが湧きやすい
・サークルの看板→裏にもロゴを施すことで、背後の通路を通ったときにも目に入る
・サークル主さん→作品に合った格好をしている、作品の制作を行っており過程が見える
……などでしょうか。他にもあったかもしれない。

もっと様々なイベントに足を運べば、また違った工夫や、そのイベントならではという工夫に行き当たるのかもしれませんね。考えるとわくわくします。