サイレン(かなりうるさい)
弛張発振回路というものがあるそうで、図書館から借りてきた「ブレッドボードで始める電子工作 初歩のラジオ製作」という本(CQ出版社 橋本剛 ISBN:9784789815215)を参考に作ってみた。
写真上部のコンデンサと、中央部に2つある抵抗器の値を変えると音程が変わるという。こんな感じだった。
R1: 100kΩ/R2:68kΩ
0.33μF バイクのエンジンのような音
0.22μF プロペラ機のように少し高い音になる
0.047μF うー、といううなり声
3300pF かん高い警告音
ここで、楽器チューナーソフトなら周波数がわかることに気がついた。AppStoreで入手した「クロマチックギターチューナー」で音程を計ってみる。
R1:22kΩ/R2:68kΩ
0.33μF 牛の鳴き声(モー) 100Hz
0.22μF こわれたバグパイプの低音 168Hz
なかなかサイレンという音にたどり着かないので、参考書籍の図のとおりに戻してみる(最初からそうすればよかったのだが…)
R1:100kΩ/R2:100kΩ
0.047μF サイレン音 324Hz
0.033μF 少しかん高いサイレン音 519Hz
思い切ってR1を高くしてみる。
R1:150kΩ/R2:100kΩ
0.047μF 低周波過ぎてダメ 79Hz
気を取り直して今度はR1を低くしてみる。
R1:68kΩ/R2:100kΩ
0.047μF サイレン音 393Hz
なかなか気に入った音にならないのだが、とりあえず抵抗はどちらも100kΩのままで良さそうだ…。あと、この回路はかなり音が大きいので試すのは昼間に限る。