比叡山のゆるい旅(比叡山延暦寺編/②)
お世話になっております。千木良といいます。
今回、滋賀県の比叡山+周辺をゆるっと旅をしてきました。
見るものや学ぶ事も多く始終「( ゚∀ ゚)」の顔でブラブラしてました。
その簡単なまとめその5です。よろしければどうぞお気軽にご覧ください。
※間違った部分があったらすみません
比叡山延暦寺に到着しました!
入場料1,000円(国宝殿入館料は除く)を支払い境内に入ります。
境内に入ってすぐの所に、比叡山延暦寺用の消防車がありました。
レアなものを見た気分でした…!
そして最初に地図をざっと確認しました。
比叡山延暦寺というお寺があるのではなく、大きく東塔・西塔・横川にわかれこの比叡山にある全ての大寺院に立ち並ぶ建築群の総称を「比叡山延暦寺」と呼ぶようです。
そうなると、なんとなくお寺のイメージも変わってきますね。
そして広い。とても広い。
比叡山延暦寺全体をまわろうとすると、所用時間は約3~6時間になります。
比叡山自体が大きく、現在も修行の場ですのでそれも納得です。
凄い名前の人達のラッシュで歴史が詰まった場所だな~としみじみ思いました。
比叡山での修行といえば、
千日回峰行と呼ばれる比叡山で行われる最も過酷な修行もあるようです。
千日間にわたって比叡山の峰を巡り、約270か所以上もある場所に拝礼を続けるとの事です。
千日間に歩く距離は地球一周分をとほぼ同じだそうです。山の中なので坂道も下り坂もあり、中には危険な道もあるので考えるだけでハードですね。
また、700日目の後、9日間の断食+断水+不眠+不臥(ふが/体を横たえない事)が行われます。
これを達成した僧は「大行満(だいぎょうまん)」と呼ばれます。
実際に達成された方がいらっしゃるので、凄まじい精神力と体力に驚きますね。
という事で、残りの開門時間を考え今回はメインとなる東塔エリアに絞って見に行く事にしました!
見どころが沢山ありますね。
見どころの中でも青モミジが多く、このシーズンも素敵ですが紅葉シーズンもきっと良い景色になっていると思います。
寺社仏閣と紅葉の相性は良いですね。
そういう事を考えながら到着しました。
入口付近、お土産屋の先に万拝堂がありました。
まずこちらに入り、手を合わせました。
大きな数珠が置いてあり、全ての数珠をなでて下さいと書いてありました。
撫でまわしました。
各所、数珠に仏様が彫ってあります。
気になるお札が貼ってありますね。
鬼のお札の方ですが、自分も同じ鬼が描かれたお守りサイズの物を買いました。(多分お守りだと思います。多分)
ちなみにこの鬼のお札は、
厄除角大師=元三大師(がんざんだいし)こと良源(りょうげん)という実在したお坊さんです。
比叡山延暦寺中興の祖で、平安時代の人です。
当時、疫病が流行り、これはいけないと元三大師が鏡の中で鬼の姿になりました。それを元三大師の弟子が書き写し、それを版木し刷ってお札にしました。
お札を家の戸口に貼り付けたところ、その家の人は疫病にかかることも無く、そして疫病にかかっていた人も治ったとの事です。
凄い話ですね。
元三大師(がんざんだいし)の逸話は多く、おみくじを考えたのもこの人だそうです。
おみくじ…!
この元三大師のお札ですが、今でもたまに家の玄関に貼っているところを見かけます。
そして次に大黒堂に行きました。
大黒様ですね。沢山の大黒様が祀られていました。
七福神!縁起が良さそうです。
お線香も立ててきました!なんだか落ち着く良い香りがします。
更に落ち着くため(ケーブルでの消耗?を回復させる為に)、下り坂へ進み延暦寺会館へ向かいました!
延暦寺会館の前には、お不動様とお地蔵様がありました。
延暦寺会館
延暦寺会館を入って右手側に、喫茶店とお土産店があります。
こちらでドリンクを注文しました。
全ての干支に意味があって、全ての人がそれぞれの梵字を楽しんだり人と見せあったりできるので面白いですね。
確か、比叡山延暦寺を建てた最澄のスタンスが「一隅を照らす」であり「全ての人が平和に幸せに」だったと思うので成程なぁ~となるメニューだと思いました。
こちらは若い人向けに気軽にお寺に来て欲しいとの事で考案された商品のようです。
更に比叡山延暦寺はWi-Fiも繋がります。(これはひょっとして最初に道に迷った時にこれを使ってアプリで地図を確認すれば良かったのかもしれませんね)ありがたいです。
今度は梵字テラミスも食べてみたくなりました。
喫茶店に飾ってあったのがこちら。
しかも手書きとは!!凄い!!!
虫メガネが置いてあったので頑張って字を読みました。
読める、読めるぞ…と突発的に某大佐のモノマネをしたいくらいでした。
こういう風に休憩中にも色んな発見があって面白かったです。
今回はここまでになります。
次回も同じく比叡山延暦寺についてです。
ありがとうございました!
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