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比叡山のゆるい旅(比叡山延暦寺編/④)

お世話になっております。千木良といいます。

今回、滋賀県の比叡山+周辺をゆるっと旅をしてきました。
見るものや学ぶ事も多く始終「( ゚∀ ゚)」の顔でブラブラしてました。

その簡単なまとめその7です。よろしければどうぞお気軽にご覧ください。
※間違った部分があったらすみません


次は大講堂を目指します!

大講堂へ続く階段から鐘の音が響きます。

階段途中にある牛の石像。

右の角にお洒落な5円玉を付けた牛の石像がありました。
看板の説明によりますと、元々は銅像だったそうですが、大戦で供出されたようです。その代わりに石像が安置されています。

更に階段を登ると鐘楼が見えました。
鐘の音もかなり響いてきます。

鐘楼!

1回鐘を鳴らすごとに50円と書かれていました。
観光客に人気のスポットのようです。(列が出来ていました)

そしてその先にはお手水がありました。


涼し気です。

昔ここに来たな~みたいな事をこのお手水を見て思い出しました。
家族で来てた気がします。(その時はドライブコースから来たと思います)
あと涼しそうだな~という感想を当時も抱いていたと思います。

大講堂(だいこうどう)

大講堂に到着しました!

この一帯もお線香の香りがします。

中には本尊をはじめ比叡山延暦寺で学んだ数々の宗祖の木造が安置してあります。そして仏教と天台宗ゆかりの高僧達の大きな肖像画が多く飾られていました。
また、ここでしか見られない変わったお守りが多くありました。
変わった形のお守りや、それぞれのお願い事に細かく分かれたお守りが数多くあります。これらを見るのも面白かったです。

これにて比叡山延暦寺(東塔エリア)の観光は終了です。
迫力があって学ぶ事もあって良かったです!
今度はもっと沢山まわれると良いな~と思います。


そしてここからはおまけです!
比叡山のふもとのお寺になります!!

西教寺(さいきょうじ)

西教寺。明智光秀一族のお墓があります。

日吉大社から右手側の坂を上ったところに西教寺があります!
拝観料500円になります。
境内はとても広く、やはり坂道になっています。
こちらには所用で行きました。

こちらは飛鳥時代に聖徳太子が恩師の為に創建したと伝えられているようです。その後は荒廃していたものの良源が復興を行い、念仏の道場にしました。

御札にもなった良源(延暦寺)

良源の別の名前が多いですね。

・慈恵大師(朝廷から送られた名前)
・元三大師(命日に関する名前)
・角大師(鏡の中で鬼に姿を変え、その姿を弟子が描き写し刷ったものを厄除けにした伝説からの名前)
・良源(本来の名前)


織田信長による比叡山焼き討ちで比叡山のふもとにあるこの西教寺も同じく災禍にみまわれましたが、明智光秀が復興に貢献しました。


屋根に猿の像

日吉大社の神猿(まさる)さま関連でしょうか。
(天台宗の護法神との事なのでまさにそうかも)

ほとんどの屋根には猿の像がありました。

更に奥に進みます。
階段を登ります。

立派な門に辿り着きました!

2020年~放送されていた大河ドラマ『麒麟がくる』を見ていた人にはピンとくる門だと思います。

あれのOP(ジョン・グラム)ですが、曲・演出や字体も含めて滅茶苦茶カッコ良かったです。今でもたまに曲を聞いてます。

門には麒麟がいます。
いました!

立派な装飾のある門ですね。とても見応えがあります。
龍の彫り物も細かくて好きです。

境内も少し複雑な造りになっていて回り道をする(すぐに目的地にたどり着けないようにされている)お城っぽく思えます。

階段と坂道の多さ…!でもそこが良い!

こういう境内の景色がお城っぽいです。
境内が滅茶苦茶広いです。ちょっと息切れしました。


明智一族のお墓。

境内から多くの青モミジと琵琶湖が見える良い場所に明智一族のお墓がありました。

明智一族と西教寺にまつわる話が書いてあります。
多くの方々のお墓もあります。


龍…?池を模した石から身体を出してます。かわいい。
立派なお寺ですね!
また、色んなところに風車が飾られていて綺麗でした!

中央の柱には、本堂の本尊である阿弥陀如来の手元から伸びる五色の糸が結ばれています。

本尊の手元に繋がっています。

本堂も立派ですが、表側だけではなく裏側も凄いです。
というより、建築に関しては裏側がメインのような気がしました。
↑の写真の左側奥に見えるのは、伏見城にあった旧殿をこちらに移築したものだそうです。(立派な客間や襖絵がたくさんあります!)

大谷吉継や関係者が豊臣秀吉の伏見城の御殿を移築したとの事です。
大谷吉継は石田三成と一緒にいるイメージがあります。関ヶ原。


まず本堂に入っていきます。

中に入ると、まず目に飛び込んできます。

ご位牌あります。

こちらには明智光秀と妻煕子のご位牌が安置されています。
実際に御焼香をあげる事ができます。
自分も御焼香をあげさせてもらいました。

所用で自分の数珠を持っていたので色々ちょうど良かったです。

御位牌の上に飾られてました。夢!
一緒に撮影ができるようです。

ご位牌と撮影という事なのか、その横の等身大パネルとの撮影という事なのか、それとも向かい合っている明智光秀と妻煕子の肖像画との撮影という事なのか・・・。どれ・・・・・・どれだ・・・!

こういうところは戦国ファンに嬉しい部分だと思います。
良い記念になります。


控え目に言って滅茶苦茶立派な歴史的建造物です。

本尊も立派過ぎるほどに立派でした。
煌びやかで眩しかったです。

全てピッカピカ・大きい・精巧な天蓋や天井、装飾品が凄まじい。何もかも豪華で1から10まで立派・お線香のいい匂いがする。

とてつもない物を見た気分でいっぱいでした。
忘れない光景になりました。


定と書かれてますね。ルールでしょうか?

なんとなく大事そうなのは伝わってきますね。


テンションが上がる造りですね!

堂内も広いです!かなり広いです!!!
見どころが沢山あります!!

あんな廊下こんな廊下、建築資料に求めていた歴史的な廊下が沢山あります。
広い!とにかく広い!!あと風車が綺麗です!
猿の像

屋根に、金色の風車を背負った猿の像がありました。レア…?

ここの廊下のほとんどを歩き回る事ができます。凄いですね。


良い庭です。緑が綺麗だな~。


色んなタイプの廊下があって素晴らしいです。

そして廊下の壁に謎の葉っぱがありました。


こういう感じでナチュラルに埋まっています。これは…?
壁にある謎の葉っぱその1。シダ植物…?


ナチュラルに埋まってます。
壁にある謎の葉っぱその2。紅葉…?


当時、施工中にたまたま混ざって埋まってしまったのか、それとも誰かが穴を空けて職人の方が風流に直したかのどちらかかな~と思いました。

シダ植物っぽい方の状況を見るに個人的には前者な気がします。
ただ穴を埋めるのにシダ植物は風流過ぎる気がします。

更にこちらは、明智光秀に関する資料館や数々の襖絵等の重要文化財があって見て回るには大満足の内容です。(多くの石仏もあります。)
見応えあってとても良いです。


大きいな~!

西教寺、超良かったです!!


以上で比叡山のゆるい旅の旅日記は終了です!
滋賀県は他にも立派な歴史的建造物が沢山ありますので、そちらにも是非訪れたいですし、既に行った場所もまた行きたいと思います。

広くて大きくて見どころと歴史がギチギチに詰まった寺社仏閣や観光地が多いので2週間かけて1カ所ずつじっくりゆっくり見てまわりたいくらいです。(あと美味しいご当地ご飯を食べたい)

ありがとうございました!!

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