人の上に立つ者が、自身の立場や肩書に陶酔するは、己が知らぬところで人の心に恨みを生むものと心得るべし。

織田信長が、三河一帯の統制を成したことは、彼の先見の明と実力と策略が優れていたものと考えられる。それほど優れた人物でさえも、自身の心に傲慢さを宿し、己を神と名乗る愚考は、家臣の心情に疑念を抱かせたり、憎しみや裏切りの心を抱かせたりする。

 おそらく、明智光秀は、織田信長を親方として仕えたかったのであり、神として崇めたかったわけではなく、親方の口から「神」という言葉を聞いたその瞬間から、その先の政

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光秀本3冊読了!!!

私の読書スピードは、小説1冊2日、解説本1冊3日だから、
『伊束法師物語』を訳しながら、この早さは異例。
褒めて(笑)。

『小説集 明智光秀』は面白い。
http://www.sakuhinsha.com/japan/27716.html
編集部員が面白いと思った小説だけ載せてるので、
面白くないわけがない。

単行本だから1800円+税と高いが、
文庫本なら安い。
『光秀』(PHP文芸文庫)

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大人買いした9月30日

本って1冊だけ買うもので、3冊も買うと「積んどく」になりがち

なんだけどね。

1冊目『小説集 明智光秀』

戦国武将が好きな人には2タイプあると思う。

1つは「史実優先タイプ」で、

こういう人は、時代小説を読んだり、ドラマを視たりすると、

「史実と違う」

と怒る。

もう1つは「感動重視タイプ」で、

史実と違っていても、感動できればいいって人。

2冊めは『歴史捜査 明智光秀と織田信

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明智光秀は「計略と策謀の達人」だった!(BS歴史科学捜査班)

来年の大河ドラマは明智光秀だったなあと思い、番組を見た。長谷川博己が好き。買おうかどうしようか迷っている『図説 明智光秀』の著者・柴裕之氏がゲストだった。

以下、備忘録がてらの番組内容(日付とか間違ってるかもしれない)。途中、電話がかかってきたので10分弱の内容がぬけている。

明智光秀のイメージ

裏切りの人、報われない人、まじめすぎて信長に嫌われた人、というようなイメージが世間一般であろう。

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明智光秀 三日天下の裏におむすびあり

【69むすび】新宿 秀吉(焼きサバほぐし)

天正十年(1582年)7月 京都の本願寺で、織田信長が明智光秀に暗殺をされた。いわゆる本能寺の変である。その報を聞いた、羽柴秀吉がとったのは驚きの「おむすび大作戦」だった。

備中高松城を水攻めしていた秀吉は、その報を受けて急遽和睦をし、その軍およそ2万5千人を引き連れて、光秀討伐に向かったのだ。

光成の居城がある山崎までは、およそ200km。
この

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気楽さと大雑把さといい加減さと。

あいかわらず
忠実で勤勉な
織田家きっての能吏、

という以外、
光秀は自分を
見出すことができない。

(司馬遼太郎 著
『国取り物語4』)

ーーーー

気楽さ、大雑把で、
いい加減に、などなど、

「忠実で勤勉」と
真逆の方針も、
時には大事なのかも。

と、
自分と同じ要素のある
光秀に対して思いました。

本能寺の変を起こさないように
しないとね。

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性分。

「それだけは おやめなされませ。
人は わが身の生まれついた
性分々々で芸をしてゆく
しか仕方がございませぬ」

お槙は、光秀を見た。。

(司馬遼太郎 著
『国取り物語4』)

ーーーー

“らしさ”を封印したり、
“らしくない”ことを
無理に実践し続けたり、

…すると、心身症になります。
(苦笑)

だから、自分らしく
生きていこう。

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「大河ドラマ」全データ

【「大河ドラマ」全データ】

このnoteはNHK「大河ドラマ」の様々なデータを記載しています。
読み応えのある内容となっているので、是非1度ご購読ください。

『「大河ドラマ」全データ』
第1作 「花の生涯」(1963年)
平均視聴率 20.2%
原作 舟橋聖一
脚本 北条誠
主演 尾上松縁

第2作 「赤穂浪士」(1964年)
平均視聴率 31.9%
原作 大佛次郎
脚本 村上元三
主演 長谷

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からり。

「おれは からり とせぬな」

光秀は、苦笑した。

(司馬遼太郎 著
『国取り物語4』)

ーーーー

わたしも、
からり としません。
(苦笑)

でも、
だからダメ
ではなくて、

からりと しませんよ私は。
と、パーソナリティ、
個性だと思っています。

#国取り物語 #司馬遼太郎 #明智光秀

誰が信長を殺したか~その5

これは217回目。最終回です。家康が、本能寺以降、異常なほど豊臣にたてついた背景は、何だったのでしょうか。そこには「裏切りの裏切り」に対する、執念のような報復という目的があったのではないでしょうか。

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いずれにしろ、光秀はこの共謀者・秀吉の裏切りに狼狽する。そして、畿内の盟友たちを糾合するが、いずれも同調しなかった。あの細川でさえ、与力しなかった(細川こそ、光秀に引き金を引かせて、秀吉に

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