見出し画像

会話デッキにひきわり納豆メロンは通用しないんだよなぁ。:0055


※2021/07/10

《訂正》

2の納豆検定の言及の際、検定の過去問を見たという内容を記述していましたが、過去問の公開はありません。検定を受けた方の記事を読んだのを誤解してしまっていたようです。申し訳ありません。お詫びの上訂正しました。

納豆検定2021/09/12オンライン開催!






これにファンアートタグ付けるの正直あかんとは思いますが、1年ぶりにマッドサイエンスな研究心に火がついちゃったので、熱意だけ書かせてください。



まさかあの話が出るとは思わなかった。

ユメノグラフィアというキャストさんとお話ができる素敵な空間に降り立ったピエロ。

ぱっと見綺麗めのおにいさんピエロだったが、彼もまたおっさんだった。

最初は平常心を装っていたものの、段々と元気はつらつな蝿取かづらさんに心を開き、エロオヤジとして解放され脳がとけるチーズと化していく地獄。

人は言う。

舞元は高水準の気持ち悪さだが、力一はライン超えの急加速なのだ。(動画コメント欄から抜粋)


すみません、舞元力一のタッグで地獄比べみたいな感想書こうと思ったけど、また別の機会にしてください。


もうめちゃくちゃ個人的な話なんだけどさ、

今日はこれを言わせてください。

会話デッキにひきわり納豆メロンは通用しないんだよなぁ。


ひきわりメロン説


ひきわり納豆醤油をかけてない状態の一口目はメロンの味がする。少なくとも、青っぽい果物の風味を感じることがある。


その風味を感じた人間は「これメロンだ」と紐付けられると、もうその呪縛から逃れられない。
意外とうまいしあまりにメロンっちゃメロンなので、誰かに話してこの感覚を共有してもらいたいというミーム汚染が生じるのだ。


あまりに誰にも共感されないため、話せば話すほど孤独になるし力説してしまう。
まさしく負のループ。一度この味覚を感じてしまうと、もう元の体には戻れない。


元気はつらつお話上手のキャストさんにも話して真顔にさせ、8000人の前でも話して困惑させる話題。会話デッキとしては手榴弾。
なのに話してしまうという事から
猫はいます、と同等のSCPの疑いすら出てきている。



しかし、ここまで書いておいてなんなんだけどさ、
メロン味、あるよ。



この話題に僕の記事が出されることはなかったし、理不尽な怒りだとは理解しております。



でもさ。何もユメグラという可愛らしいキャストさんの前、加えて
およそ8000人同接の前で、話すこたぁないじゃあないですか。

自分がその質問をしているような気持ちになって「うわぁぁぁぁあああ!」って叫んだし、困ってるかづらさんには本当申し訳なく思ったし、メロン味肯定派として「味覚がおかしいんだよなぁ」などのチャットはいたたまれない。



違うんだ、こんなところで話しちゃうから信じてもらえないんだ…。でも本当にメロン味なんだ…。
メロン味肯定派としては信じてもらいたいし、でもあの場で話題に上がったのはいくらなんでもおかしいだろという共感性羞恥で一晩中眠れませんでした。


ヴィジュアルがすごく好みなキャストさんなのでユメグラでいつかはかづらさんにお会いしたいとは思うのですが、もしお会いしたとしてもひきわりメロンの話はぜってえしねえと思います。



隠れメロン肯定派もいる


実は一つ目の記事を書いた後でTwitterを検索したら、記事の感想などでこっそり打ち明けてくれた肯定派が意外といたんですよ。少なくとも5人いました。
またメロン味、といかないまでも青みや果物の味を感じている人もいたのです。


ライバーに対する「お前しかそんな味感じねえよ」的なイジリとか様式美もあったのだろうし、とはいえやはり初見であれを聞いて信じる人間はなかなかいない。


だから、僕はこう考えました。


「メロン味だと感じる原因…香りか味の成分が判明すれば、共感が得られるかもしれない」


形のないものには、古来から人は名前をつけて対処してきました。しかしメロン味は納豆とギャップありすぎて信じられない。
現代人は科学の力なら信奉している。科学的に成分が判明すれば、「納豆の青みの味はこうこうこういう成分からなっており、…これはメロン味と感じる人もいるようです」とマイルドな雑学デッキに仕上がるのです。


つまりは、古畑任三郎の


「え~,歯周病の原因は細菌と言われています。
例えば、歯周病を引き起こす細菌として考えられるのは、
”アクチノバシラス・アクチノミセテムコミタンス”があります。
ずいぶん長い名前ですねぇ。え~,一応覚えておきましょう。
”アクチノバシラス・アクチノミセテムコミタンス”です。
はい、ご一緒に、アクチノ・・・・・・・」
 


と同じ原理です。よく分からない用語でも、古畑が言えば覚えちゃうのです。
暗闇でスポットライトを浴びながら、「ひきわり納豆に構成される成分の中に…」とか話せば、信じてくれる人間がいるかもしれない。


前置きが長くなってしまいましたが、ひきわりメロン味の研究を続けることにしました。ここからは今年一年の抱負を語らせてもらいます。

ピエロは笑い話としての持ちネタであり、目的は孤独を癒すための対話なのでしょう。
僕にとっては小学生の自由研究で、目的は真理の扉なのです。
毛色の違った狂気を感じてもらえれば幸いです。


研究の最終目標

・ひきわり納豆一口目のメロン風味とは何の成分からなるものか。
・メロン風味を感じるにはひきわり納豆をどのように食べたらいいか。(多分これが分かれば、もうちょい布教しやすい。)



今年一年の研究目標

1:メロン打率の高い納豆3ブランドから自作納豆を作り、メロン味が移るか調査。
2:納豆の製造工程など基礎知識の洗い出し。
3:成分としてアタリをつけたメトキシピラジンの調査。

今年は主にこの3つを研究することにしました。


1:自作納豆について

実はこの事件の前からひきわりメロンの研究はこっそりしていて、メロン打率の高い納豆ブランドをだいぶ抑えてきました。(6割くらいの打率のブランドもあった)

この実験では、メロン打率の高い納豆を茹でた大豆に加えて発酵させ、納豆をかさまし増殖させる事で、

・青みの成分が移るのか。
・工程の段階でメロン風味は変化するか。

を調べます。そもそも成分が分かってないので、
「100°の熱をかけても風味が飛ばない→耐熱性の高い成分」
とか、消去法で調べていくしかないのです。

おなか壊すぞとか言われそうですが、これは海外で納豆をあまり買えない方々が割とポピュラーに行なっていることなので、レシピ通りにやれば安全性は高いと思います。


2:基礎知識について

やっぱりズブの素人なので、納豆についての知識を身につけます。
納豆検定なるものがあるようなので、今年はそちらを受けてみたいかと思います。


また、ネットで納豆をひたすら食べている研究家の方など有識者の方々に「青みのある納豆」について聞いてみようかなと思います。

この研究は、一人でやったら10年はかかるので、外部の方の知恵が必要なのです。

それに案外、専門家の方では青み成分はメジャーなのかもしれないじゃないですか。

この前ためしてガッテンでニラ農家の人が「ニラは細かく刻むのよ、一番ニラが上手いのよ、知らないって可哀想だなあ」と言ってました。
いい加減誰かに助けてほしい。ひとりでずっとメロン言い続けてるのは自分でも怖いんだよ。


とはいえ、当たり前だけどピエロの名前を出したりしないし、メロン味ですかと聞くとドン引かれるおそれがあるので、あくまで「青みの味や香りの高い納豆とかありますか?」くらいに留めておきます。


3:メトキシピラジンについて

とりあえず、メロンの香気成分と納豆の香気成分を調べて、同じ成分がないことが分かりました。そりゃそうだ。

あったらもっと納豆メロン説は出回ってるし、納豆ソムリエなる職業があれば、「これは高貴なマスクメロンの香りを宿した…」なんて評価が上がってます。


ただ、研究と矛盾するようだけど、成分は合致しなくてもいいのです。
そもそもメロンの香り成分は、100種類以上あります。
香りというものは非常に複雑だし、一つの成分だけでなく他の成分との組み合わせ次第で変わってしまう。

とはいえ、一定数の人数が感じている「青い味」。
これはひきわりメロン学において重要な感覚だと思います。


色々な研究論文を漁った結果、とりあえずメトキシピラジン類という香りの成分に辿り着きました。


納豆を構成する成分にピラジン類というものがありますが、メトキシピラジンは野菜のような青っぽい香りの成分です。
ひきわり納豆にどの程度含まれているかは分かりませんが、豆乳のグリーン香の研究にて成分が含まれているという事例がありました。



またメトキシピラジンは、ワインの香りにおいても重要な成分として位置付けられているようです。
ワインにおいては、味覚や香りの科学はかなりのデータ量がありますので、平行して研究すれば何か掴めるかもしれない。


そもそもワインだって香りが様々な物に例えられてるじゃないですか。
「レモン」や「いちご」に例えられるならまだいいものの、
トーストしたパン」とか「ジャコウネコ」なんてのもあります。もはやひきわりメロンワールドですよ。


と、堂々と書いてますが、まあまずこの成分ではないでしょう。手がかりが無さすぎて適当にアタリをつけるしかないのです。
この検証は、一つの成分を追っていくことで香り成分の調べ方を勉強しようという試みでもあります.


研究なんて失敗してなんぼ、結果が出ない間は地味に泥臭くやってくしかないですね。


終わりに

…ここまで読んでくれればお気づきかと思いますが、
これは全く何にも役に立たない自由研究だし、ピエロのためでは一切ないし、そもそも僕が頭のネジの外れている変人なのです。
この一件があったから、タグを付けて公表しましたが、なくてもこっそり研究してました。


だってさ、知りたいじゃないですか。

納豆からメロンの味がするなんて不思議ですよ。きっと理由はあるし、答えが出るまで調べます。


やべえ奴に目をつけられてしまったとピエロも引いてると思いますが、

もう25万人以上登録者がいるんだから、こういう方向性の狂気を持った人間は一人くらいはいます。
成分にまではおそらく興味はないと思うけど、結論が出たら論文にして送りつけたいと思います。


ただ、今回は羞恥の勢いあまってファンアートタグ諸々を付けてしまいましたが、毎回地味な研究進捗を送ることは流石に悪いのでしません。

今後の進捗は#ひきわりメロン研究 とかタグをつけて細々とやってこうと思います。

研究機関に所属してるわけでもない素人の研究なので、研究の方向性やもっといい効率があれば教えてほしいし、
変人はどこにでも沸くんだなぁ、と生温かく応援してもらえたら幸いです。




2021/05/22追記

書いたらすごいスッキリしました。

元々ピエロのネタなんだからどこで話すのも自由だし、理不尽に怒ってごめんな!力一さん!

一回今ここで憤死しといたから、もう今後ひきわりメロン説がどこで飛び出しても全然大丈夫です。

人の味覚なんてみんなそれぞれだからね、信じられないのも仕方ないですよ。

僕はメロン味の判明さえできればいいし、

メロン味が美味しいという布教に繋がればのです。

力一さんとは方向性は違うけど、面白い味に出会えた縁だから、メロン味を語り続けていきたいですね。



2021/05/16追記

note内では「ひとりでずっとメロン言い続けてるのは自分でも怖いんだよ」と書きましたが、

去年の冬にひきわりメロンの研究途中Twitterで報告したら、すげーいいねをもらいました。


案外みんなひきわりメロンの話好きだし、研究もノリよく見守ってもらえてる事を実は知ってます。

いつも自由研究を聞いてくれてありがとうね。

みなさんすごいっすよ。

ピエロが1年半以上前の一回の配信で言ってた事を覚えてて、1年半すぎた後も「ひきわりメロン説か!」ってすぐに分かるってことは、ずっとリスナーの間で語り継がれてたんだと思います。

まあ当たり前だけどみんな力一さん大好きだし、孤独ではないんだよね。


#ジョー・力一 #ひきわりメロン研究 #自由研究

#ひきわり納豆 #メロン #食べ物 #香り #メトキシピラジン類 #にじさんじ #Vtuber


自由研究をしないと死んでしまう性分なので、不思議だな・面白いな、と思ったことに使わせていただきます。よろしくお願いします。