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ニュージーランドの冒険ざっくりまとめ 【前編】

新しいことを学びたくて、ワーキングホリデービザでニュージーランドへ。そこで過ごした10ヶ月は想像以上の大冒険で、大変なことも多かった。
大変だったけれど、人生の中でとてつもなく大きい何かを得られた。来られて良かったと心から思えた日々だった。そしてその分感動は大きくて楽しかった。
そんな長くて壮大なニュージーランドでの日々をざっくりと振り返ります。

2019年5月の末、初めてのニュージーランドへ降り立った。
はじめの地に選んだ場所は首都ウェリントン。

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ふたつに分かれた島の北島の一番南側に位置する港町。

5月27日-6月2日 ウェリントン バックパッカーズ泊

はじめの街にウェリントンを選んだのは、ニュージーランドのカフェで働いてみたかったから。
カフェが多い街と調べて来たウェリントンだったけど、歩けばカフェにぶつかるくらいほんとうに沢山のカフェがあった。そしてどこも美味しい。
アートも盛んで街もかわいい。

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しかし、はじめはノリで行けるかなんて思っていた英語はわからないだらけ。
仕事探しを始める以前にいまの英語力では、ローカルのお客さん相手にカフェで働くのは厳しいと感じてしまう。

考えた末、当初行く予定ではなかった語学学校へ行くことにした。
学校の場所を調べ、直接レセプションへ行って、英語が勉強したいと勢いで伝えて、なんとか申し込みの手配ができた。

しかし急に決めたため、ホームステイの手配等に2週間ほど時間がかかるとのこと。
2週間先までわりと値のするウェリントンに滞在するのは辛いと判断し、
出発前に友人から紹介してもらっていたファームステイにその間行ってみることにした。

6月2日-22日 ニュープリマス近くのファームステイ

ウェリントンからバスに7時間ほど乗ってファームステイのお家へ。

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このファームステイはWWOOFというファームのエクスチェンジを使った。1日数時間ほど働く代わりに寝床とごはん、そしてそこでの知識や経験をいただくというもの。

滞在費をかけず英語環境にも慣れればいいなーくらいしか考えずに来てみたけれど、想像をはるかに超えたすごく素敵な経験をさせていただいた。

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とても優しいご夫婦に穏やかで温かい田舎暮らし。日本でもこんな暮らしができたらいいなとおもう、そんな理想の暮らしも垣間見ることができた。
畑しごとのお手伝いをしてあとはのんびりとした時間を過ごした。英語力が足りなくて、家の人の会話にはほとんどついていけなかったのが辛かったところ。英語をもっと勉強してまた帰って来たいななんて思った。
学校の手続きに苦戦したりなどで結局3週間ほどお世話になり、ウェリントンに戻る。

6月22日-8月4日 ウェリントンでホームステイしながら語学学校と住まい探し

田舎暮らしはいいなあと慣れてきたころ、ウェリントンの街へ戻ってきた。
ウェリントンでのホームステイ先のお家は、滞在していたファームステイとは真逆のようなところで、ファームのお家がすぐに恋しくなった。ニュージーランド内でまさかのホームシック。
けれど学校へ行き始めるとニュージーランドに来て初めて同世代の日本人に会ったり、念願の友達もできた。仲間ができたのは心強かった。

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語学学校へはお金もかなり掛かるので、短いけれど1ヶ月だけ通った。英語を勉強するだけでなく色んな国の友達ができたり、お互い第二言語である英語で会話するというのも面白い経験だった。

学校を終了した後も、その後住むところがなかなか決まらず部屋探しも苦戦してしまった。タイミングが悪かったみたい。泣
ようやくようやく見つけ飛びついたところに、ついに決まった。

8月4日-11月21日 フラット暮らしとカフェの仕事

住む部屋が無事決まり、ホームステイからフラットというシェアハウスへ引越した。
そこは日本人の奥さんとkiwi(ニュージーランド人)の旦那さんとフラットメイトがもうひとりいるお家。ホームステイのような安心感とフラットならでは自由さ、そしてみんなとシェア出来る時間が居心地よく楽しかった。

ようやく住まいも見つかったので仕事探しを本格的に始めた。
ここでもタイミングが合わず苦戦した。
職種はカフェでバリスタに絞っていたのだが、ウェリントンにはネイティブの現地のバリスタさんが沢山集い、同じく職場を探していた。初めてのワーホリの初めての仕事に、ウェリントンのカフェを選んだことは、中々ハードな道を選んでいたようだった。

カフェは諦めて範囲を広げてみようかと思い始めた矢先に、ありがたきとあるカフェからご連絡をいただき、ようやくお仕事が決まった。

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異国でのカフェのお仕事はなかなか大変で、個人的にちょっと違うなーと思う部分もあったりもした。
けれどお客さまはローカルの方が多く、ニュージーランドならではの反応だったりメニューだったり。またキッチンや接客だけでなく、コーヒーも作らせてもらった。
更にはマーケット出店のお手伝いまでさせていただき、とてもいい経験させてもらった。

当初、ウェリントンは首都だからアウトドアはできないだろうと諦めていたのだが、住んでみると街の近くに美しい山も海もあってとても素敵な街。海沿いやビーチをお散歩したり近くの山に行ったりもした。
良さげなハイキングコースが沢山あるのを見つけたときは嬉しかったなあ。

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実はカフェの仕事があまりシフトに入れず継続して職探しは続けていたのだけれど、あと一歩のところでゲットまで至らず。そうしてる間に冬が終わり春が来て。タイミング的にそろそろウェリントンを出ようと決意する。

それからはどこからどうやって動いて行こうかと、色々なスケジュールとルートを睨めっこし、ステイ先や仕事のピースを集めて当てはめてはバラすを繰り返し、完成の見えないパズルのようなものと戦っていた。
いよいよこれは完成せずに終わりそうだと、途中までできた旅のピースを持って出発してみることにした。あとは行く先で考えよう。

中編へつづく。





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