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電線とのバトル

風景写真を撮ると必ずぶち当たる壁がある。

鶴見区と港北区の某区境ロードにて

それが、電線。
日本は先進国でも稀に見る電線天国。
電柱の地中化率は7%程度。
ちなみにイギリスだとほぼ100パー地中化という。

中区と南区の区境付近

区境ロードを歩いていると、時々こういう可愛いデザインの家に出会う。
しかしいざパシャ、となると電線が邪魔!
じゃまっ!とにかくジャマ!おーじゃまじゃまじゃまー〜♪

磯子区と港南区の某区境ロードより

せっかくの富士山もこの通り…。
もはや景観への暴力とさえ感じてしまう。

が、しかし!

この日本で風景写真を撮る限り、電線ゼロなんてのはほぼ不可能だ。
それならいっそのこと、あるものを活かした方が現実的だ。

磯子区と港南区の区境ロード

ほら、こうして夕暮れにしてしまえばむしろ味がある。

港北区と都筑区の区境ロード

鉄塔が近いならむしろ電線は脇役として大活躍

磯子区の区境付近にて

しまいにゃ、こうして風景に取り込んでしまうのもあり。
ロープウェイみたいで、急坂のスリルが伝わるでしょ?

電線があるからこそ生み出せる風景もある
少しだが写真に対する世界観が広くなった。

港北区の鶴見区付近、色鮮やかなツツジと鉄塔の異色コラボ


そういえば、鉄塔萌えという世界を知ったのも、写真を始めてからだな。

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