咀嚼と飲み込むチカラ
赤ちゃんがお母さんのおっぱいを飲むときに使う反射が吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)、探索反射(たんさくはんしゃ)
吸啜反射はおっぱいを吸うための反射
探索反射波おっぱいを探すための反射
どちらも赤ちゃんが生きていくのにとても大切な反射です
これはただ母乳をのむだけでなく
この動きにより
⚫︎食べるために咀嚼するちから
⚫︎ものを飲み込むための嚥下
⚫︎言葉や呼吸(鼻呼吸)
これらを同時に学んでいます
更には吸啜反応により
心臓、横隔膜、言語中枢の活性化が起きています
この吸啜反射を使い切らずに残してしまうと
起こりうること
◎噛んだり飲み込むのが苦手
◎食べるのが遅い
◎猫舌、歯ぎしり、食いしばる
◎言葉や発音の問題
◎話しながらのて作業が苦手
◎指しゃぶり
“飲み込み、咀嚼”は食べものだけでなく生活における思考においても関係するので
ものごとの理解や把握に対しても苦手が出てくることもあります
吸啜反応が残っている子は
マスクが口のそばに触れると顔や舌が動いてしまうなどマスクがとてもストレスになっているかもしれません
マスクをするとびしょびしょに濡れてしまう子は吸啜反射が残っている可能性もあります
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わが家の長女は1歳前に卒乳しましたが、その後年長まで指しゃぶりをしていました
長女は5年生になりますが
ものごとに対しての理解がとても早いです
もしかしたら早いうちに吸啜反射を使い切ったことと関係あるかもしれません
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次女は3歳前で卒乳しましたが、指しゃぶりはしませんでした
歯磨きの仕上げをしていると舌がすごく動きます
まだ反射が残っているかもしれません
反射の残り方は人それぞれで、回数券を使い切ればもう反射はでにくくなり
口にまつわるお困りごとも減っていきます
長女は年長で統合、次女は小学生まで反射が残っており発達の伸びしろがまだまだありそうです
吸啜反射が残っていそうな子
〜吸啜反射を使い切り統合するために〜
こんなことを意識してみてくださいね
茨城県ひたちなか市で夫婦で統合的な見方による治療院をしています
発達相談も随時受け付けてます
ご縁がありましたらよろしくお願いします🌿
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