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やっかいなお局様と戦った方法

こんにちは、ちはるです。

来週、スタエフのライブで仕事について語る機会があるのですが、インタビューしてくれる相手と打ち合わせをする中で、「本業(ケアマネの仕事)にやりがいを持っている!と自信を持って言えることってすごいと思うけど、どうやってそういうモチベーションになったの?」「仕事がしんどいときに、どうやってそれを乗り越えたの?」などなど、質問してもらい、自分の仕事との向き合い方を振り返るいいきっかけになりました。

ちなみに、先日転職先の面接を受けてきたのですが、そこでも「ケアマネとしてストレスがたまること、しんどいこと、うまくいかないことがたくさんあると思うけど、どうやってそれに対処している?」という質問もあったので、いい予行練習になりました。


今まで仕事をしてきた中で、しんどかったこと、うまくいかなかったこと…それなりにいろいろあったのですが、ケアマネとしての仕事と同じくらい、癖強めなお局様と一緒に仕事していくことが結構大変だったかも、と思ったので、そのことを振り返ってみたいと思います。(福祉業界は女性が多く、大奥みたいな世界ですからね…)


20代の頃に苦労したお局様は、当時60歳前後で、一緒に組んで仕事をする歴代の相談員が1年と持たずに次々辞めていく(または他の部署に飛ばされる)という方でした。

私が利用者や家族に対して話す、ちょっとした言葉尻をとってネチネチ叱られたこと数知れず…(私がまだ未熟だったのもあると思いますが)
前任者は、相談員であるにも関わらず、決められたこと以外は利用者や家族と話してはいけない、ときつく言いつけられていました(それはもはやロボット笑)。


30代で一緒に仕事をしたお局様は、40代前半で、まわりに対してかなり厳しい(自分には甘いのに)。

気分屋である上に、人の好き嫌いがはっきりしていて、自分が好きな人には優しいけど、気に入らない人に対しては刺々しい。
例えば、気に入らない人に対しては、仕事の報告をしても「それで何?」と怖いトーンで聞き返してくるし、それに萎縮して報告しづらくなっていると「何も報告しないでどういうつもり?」とご立腹。

私も「ケアマネ向いてないから辞めれば?」と言われて、トイレで半泣きになったことも…。
(そのときは私のミスもあったので私も悪いのですが、人格を否定するようなことや、感情に任せて向き不向きのことまで言うのは行き過ぎではと思いました。)

常に誰か標的がいないとダメなような人だったので、はじめは私が標的になりましたが、私が徐々に認められていじめられなくなると同僚が標的になり、耐えきれず辞めていきました…。


そんなお局様たちに苦労してきたのですが、私はそういうお局様たちに負けたくなかった。
それで辞めて逃げるのは嫌だと思ったので、コツコツ頑張りました。

まず、自分によく言い聞かせたのは「お局様は仕事上の関わりでしかない」「別にお局様のところにお嫁にいく訳じゃないし、一生一緒に働くわけじゃないんだから」ということ。
勤務時間が終わったら、気分を切り替えてあまり考えないようにしていました。

そして、やるべきことをきちんとやること
多少納得できないことがあっても、まずはお局様のやり方や指示通りに動いてみること。これを続けていくことで徐々に私に対する態度が軟化したし、きちんと仕事をやる人、できる人だと認めてもらえるようになりました。
認めてもらえるようになって、自分が必要だと思ってもらえれば、いずれ自分の意見も聞いてもらえるようになります。
これでさらに信頼を積み重ねることができれば(日によっては気分に振り回されたりすることがあっても)、理不尽な嫌がらせや嫌味を言われることはなくなります。
ある程度の裁量は認められる、任せてもらえるようになり、かなり働きやすくなると思います。
(また、このくらいの段階になると、まわりのスタッフから「あのやっかいなお局様とよくうまくやっているね」と感心されるようになって、信頼、応援、尊敬してもらえたりします笑)


このやり方で、どちらのお局様ともうまくやっていくことができたので、どんな癖強めな人が相手でも、最終なんとかうまくやっていけるという自信ができました。

(ただし、ケアマネとして癖強めの利用者や家族と関わる上では、また違う方法が必要。「多少納得できないことがあってもまずは相手のやり方や指示通りに動いてみる」というのは逆効果で、後々苦労するので真似しないで下さいね。)

職場の中で若手としてお局様に苦労している、という方がいれば、少しでも何か参考になったら嬉しいです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


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