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お子さまのこと『不登校気味からのきっかけ・親子で心までゆるんで軽やかに』

最初のお子さまの不登校のご相談のお子さまは、既に成人されています。
親御さまからのご報告で、「もう、そんな年齢に!?よその子は、はやく感じますね」って。

約15年以上前の頃は、お子さまが不登校と聞くと、お子さま主体の
カウンセリング&才能を見つけて伸ばすアプローチ。
肯定的な言葉かけ、遊びで練習しよう(どっちが大きな声だせる?、かけっこしたり、子ども達がいる公園で)でした。
お母さまのサポート力で、親子共々、ほんとうに取り組まれていたと思います。

先にお伝えしていきますが、
親御さまがわるい訳でも、お子さまがわるい訳でもないことを
最初にお伝えしておきますね。
どちらがよいわるいではないのです、どちらもわるくないからです。

平成の後半になるとき、ご依頼のお子さまは、大人全拒否になるほど、
あちこちの心療内科、カウンセリングを経て、相性など違っていたのでしょう、大人全拒否になってしまった。と経緯から、弊センターのホームページをご覧になり予約されて、継続の結果、進学となります。

対面ですが親御さまのみでした。
こちらの親御さまのカウンセリングセッションのきっかけから、
「親御さま主体」のセッション&アドバイスで成果がでたので、
そちらへと移行していくことになりました。

そして、もう一つ、とってもいいことが。

親御さまへアドバイスを行うことと、その意味のご説明をしていくことにより、親御さまさえも、(古い価値観の反応=刷り込み)から、お子さまへの
関わりを行うことで、親御さまさえも、古い価値観からゆとりのある価値観へと広がる対応の仕方に変わっているので、親御さまもなんだか「心がゆるい」

そうすると、お子さまへの関わり方アドバイスも実践して頂くと同時に、
親御さまもゆるくなっているので、お子さまもゆるんできはじめる。

そうすると、今の状態を受け入れられるようになる。

その後、人と比べなくてよくなる。

親御さまが、ほかの子と知らぬ間に比べてしまっている場合があると、
言葉に出していなくても、お子さま自身が、なんだか居心地がわるく、
今の自分はよくないように思って、自分を責めたり、親御さまも責めたり
し始めます。

しかし、
私から、お母さまへ届ける第一声は、
「よかったですね、お子さまが、「行きたくない」と
表現されることを体現できていて」
とお伝えします。

なぜか?
ガマンして登校しているお子さまも多いからです、言えなくて。

でもね、不登校気味になっているということで、
お子さま自身が体現できている「イヤだ」と表現できていることに、
まずはおめでとうってお伝えさせて頂きます。

今の時代は、不登校に対して、寛容的な見解になるほど、人数が多くなってきていると思います。


しかし、約15年以上前は、まだ珍しく、親御さまも大変肩身が狭い思いで、
つらい言葉も耳にしたり、ママ友からの声も、なんだか苦しく感じたり
する時期、ほんと、子どものことで心配なのに、理解をしてくれる方は少ない傾向の時代でした。

学校も関わり方を模索中でしたので、今のような関わりではなかったです、不登校になる方が〇るい、という見方しか、まだ出来ない頃です。

その頃、不登校だけを専門に行っていなかったので、ほかの大人の方の関わりも併用で行っていまっす。
依頼がある方の現状で、カウンセリングスタイルも変化し、
『親が変われば子が変わる』というのは、
産業カウンセラーの亡き先生の著書と似ていました(子の心、親知らず)

まったく、逆な発想を既に、昭和の時代からされていた、元特攻隊候補生で生き残られた方(終戦を迎えて)。その頃のお話を聞いたりすると、壮絶な自責の念をお持ちになる方が多かったそうです。
そのようなお心持ちを経て、心理学、カウンセラーの道に入られたそうです。そうして、産業カウンセラーの草分け的存在となっておられました。

そうして、今、親御さまになっている親御さまも、子ども時代があったように、そのような振り返りをしながら、古い価値観から、新しい価値観、許容の心が広がると、お子さまの今を認められるようになりはじめていきます、

コツコツなので、日常がレッスンですから、心がざわつくこともあるでしょう、今までと違う、ゆるすということを増やし始めていきます。

そうすると、親御さまがゆるす、認めるをお子さまへ向けていくと、
お子さまの元気さが戻っていきます。

お子さまのことなのに、親御さまを主体にしているのは、
親御さまが「今のお子さまでもマル〇」と思えるようになったとき、
お子さまは、本来ののびのびさがでてくることでしょう。

そうして、不登校気味から登校を始めたお子さま、その後は、進学、主席で卒業となります。

「ママ、学校に行きたい」と、お子さまからの発してきた言葉
不登校ひきこもりのお子さまです、今や進学されています。

親子、家族の再構築が、できて、より親子の絆ができ、
親御さままで、気分が快適になっていったといわれます。

古い価値観は、その親御さまの親のしつけ、環境、教育の中で
作られたもの、どうぞ、親御さまも自由で許容のひろがる中を
作ることで、親子共々が、心がラクに、楽しくなっていかれたようです。

今が不登校でも、推薦され進学を受ける方もいるので、どうぞご安心ください。

まずは、親御さまを通して、親子共々が心が緩みながら、
お子さまも認め、親御さまも認められる、今に変化させていくことを
目的にされていくのもよいかもしれません。

お子さまのことで、登校していても、心配になることでご相談もあります。
クラスのちょっかいかけてくること、学校で先生にもいえないこと、などを
アドバイスをお母さまにお伝えしながら、登校前にちょっとしたお声添え、
ボディタッチなどお伝えして、その時期、乗り越えられた親子さまもいます。

客観的に観ながらお伝えしていきます。
究極は、「お母さまが小さい頃、親からどのようにしてもらいたかったのか?」と質問を投げかけたりしています。
子ども時代があったのに、、いつしか、忘れて、親の立場しかみえなくなってしまっただけ、ただそれだけです。

思い出したらいいだけ、親御さまの小さい頃のこと、どうしてもらったら、
安心できて、どこでものびのびいられたと思いますでしょうか?

それだけです。

「不登校気味があったお蔭で、親子関係がさらによくなりました。
親の私こそがいい風に変われました。」

とピンチはチャンスにされている方も多いです。
ムダはないと思います。

きっと、大丈夫、うまくいく☆