木頭2日目

今日はまず、8時過ぎに役所へ。朝礼に参加し挨拶をした後、くるくへ出発しました。

くるくに着き、田中さんの話を聞いて、周辺の散策へ出発しました。田中さんは知識がとても豊富な方で、色々な話をしていただきました。散策では柚子の木の近くを通り、山道を歩いたり川辺を歩いたりしました。歩いている際に辺りの屋号を教えてくださりました。話し言葉で使っていたため、漢字などの字はないそうです。昔は屋号で呼び合っていたと仰っていて、今とは違った習慣だと感じました。

山道を通ると、天然の山葵がありました。他にも道中には柿の木や栗の木、様々な種類の竹、山ではミョウガやタラの木など自然の食材が溢れていました。田中さんの話では、竹の種類によって用途を使い分けると仰っていました。食材として1番美味しい竹はハチクだそうです。畑ではサツマイモやトウモロコシ、ナスなどがなっていて、いくつかナスを頂きました。

道中では鶏頭がたくさん咲いていて、収穫をしていました。色がとても鮮やかな赤色でとても綺麗でした。触ってみると思っていたよりも固く、実際に隙間がない硬い花の方が出荷の際に崩れることがないとおっしゃっていました。

山道を通り、お昼頃くるくへ戻ってきました。お昼ご飯は鹿肉のコロッケをメインとした定食でした。お味噌汁にすりおろしの柚子が入れられており、香りがとても良く美味しかったです。榊野瑞恵さんという方がくるくのカフェのオーナーさんで、他にもにも柚冬庵という柚子の加工会社を経営されています。食事の後にお話をお伺いしたところ、くるくを経営することで木頭ゆずを広めたいというのはもちろんのこと、周辺では一人暮らしの方も多いため、台風が来た際の一時避難場所となれば安心だということも仰っていました。また、木頭ゆずを広めることで販売促進し、その結果従業員の増加へとつなげることが仕事をする上での思いだと仰っていました。

お話をお伺いした後、12日に小林さんと私たちインターン生3人でくるくを営業させていただくため、その話し合いもしました。当日に出す料理やデザートなども決まり、とても楽しみです。
交流センターに帰ってからは、木頭に来て初の自炊をしました。夜ご飯には頂いた夏野菜を使ってカレー、焼きナスや浅漬けをみんなで協力して作りました。とても美味しかったです。明日も朝が早いので、遅れないように準備したいと思います。

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