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小杉湯での一日番頭体験はメリットだらけだった

こんにちは!最近、「#銭湯再興プロジェクト」に加入した銭湯大好きちーさんです。

今週末は、銭湯再興プロジェクトの初めての活動として、小杉湯でお手伝いをさせてもらいました。お手伝いは、銭湯再興プロジェクトのFacebookで募集されていました。

1日目は来年秋にできる新しい施設の建設に向けた片付け、2日目は銭湯開店前の下準備です。

この2日間、銭湯経営の裏側を少し体験して、好きなサービスを提供する側をちょっとだけ体験してみるということに大きなメリットがあると感じたので、それについてシェアします!

メリット①気軽に非日常体験ができる

私にとって、銭湯で働くということは非日常でした。最初はタオルたたみ、次にシャンプーやボディーソープの詰め替え作業をしました。銭湯のシャンプー類は、普段何気なく使っていたのでしたが、今日実際に詰め替え作業をして「こんなに大変なんだ」ということを実感しました。
銭湯の掃除をしながら、裏ではこういう風になってたんだなと知ることはとても刺激的で、作業自体はただの掃除でしたが内心とても楽しくてワクワクでした。
普段デスクワークしかしてない私にとっては、掃除で身体を動かすこと自体が非日常で、とても良い運動にもなりました。
普通、非日常体験をしようとすると、遠くに行ったり、お金をかけたりしないといけないものですが、今回の場合、家の近くで体験できてお金もかからず、そういう意味では気軽だったと思います。

メリット②特別感がある

掃除が終わった後、「冷蔵庫の飲み物飲んでっていいよ」「お風呂入ってっていいよ」と言ってくれて、普段お金を払っているものを無料でいただけるという特別感を味わうことができました。この特別扱いというのは、けっこう嬉しいものです。
しかも、肉体労働の後のお風呂というのはまた格別で、自分が洗ったお風呂に入るという体験も特別でした。

メリット③サービスがもっと好きになる

私は、今回の体験を通じて、銭湯と小杉湯がもっと好きになりました。
お風呂ひとつ沸かすにしても大変な労力がかかっており、裏で頑張っている人がいるんだ、ということを知ると、自然と感謝できるようになりますよね。
次に銭湯に行く時には、銭湯が行なっているひとつひとつのサービスについてもっとありがたく感じられると思います。また、小杉湯についても、中の人と知り合いになれたことで、より愛着が湧き、また行きたくなりました


このように、サービスのファンがサービスの提供者側をちょっとずつ手伝い、しかもそれに対する対価がお金ではなくて、体験や人との繋がり、というモデルにすごく可能性を感じます。
先月まで所属していたオンラインサロン「#Voicyファンラボ」もそれに近しいことを実現していました。
これについて、Voicyの緒方さんがインタビューで語っていましたので、引用させていただきます。

Voicyのコミュニティのひとつに「ファンラボ」というものがあります。ここでは、Voicyのプロモーションについて考えたり、どうやったらパーソナリティやリスナーが喜ぶサービスになるかUXを考えたりするメンバーが集まっています。彼らは月に1万円を払って加入していて、Voicyの改善を手伝ってくれているんです。それに対して、周りからは搾取だと言われることもありますが、もしかしたら、同じように会費を払って参加するサークルより楽しいかもしれないんですよ。そのバランスってすごく興味深くて、なぜか人は働くとなった瞬間に、対価としてお金をもらうべきだという考えになる。その境界線を取っ払って、自分の経験にもなるし居場所にもなるコミュニティは非常に意義のあることではないでしょうか。
引用:https://advanced.massmedian.co.jp/article/detail/id=202 

小杉湯も、そういうことを実現しようとしており、これからが楽しみです!

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