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現代社会にはびこるお金稼ぎのワナ

先日、収入を減らしたいという記事を投稿しました。そう思うようになった原体験のタイの少数民族での生活についても書きました。

収入を減らしたいと思ったのはタイでの生活だけではなく、社会人になってからお金稼ぎのワナを感じたというのも大きいです。今日はそこについて、お話できればと思います。

エンドレスな金欲にハマらないように

もちろん、お金を稼ぐことは悪いことじゃないと思ってます。幸せに生きるには、ある程度のお金が必要です。でも、生きるために必要なお金以上を稼ぐ明確な目的がない人は、"ある程度"で収入の拡大をストップした方がいいと思うんです。

お金を稼いでいくと、どんどん稼ぎたい欲(金欲)が増していって、エンドレスになって、稼ぐために疲弊していくというイメージが、私の中にはあります。(「お金稼ぎ自体が楽しい」という人は大丈夫だと思いますが)

辛さ・苦しさの裏にお金あり

基本的にこの世はトレードオフなので、収入が増えるということは、その分社会に対する責任や労働時間も増えていくもの。やりたくないことをやらなければならない場面も増えてきます。その結果、精神的にやられてしまうケースも多々あります。

例えば、やりたくもないのに無理に会社で残業するのも、元を辿ればお金のためですよね。お金がなくても大丈夫なら、その会社を辞めればいいのに、辞められないのはお金の心配があるからだと思います。

「Twitterでフォロワー増やす」みたいなのも、けっこう大変そうだなぁと側から見てて思うのですが、それもほとんどの人がフォロワーを増やすことで将来的にお金を稼ぎたいからなんじゃないかなと思います(いわゆる「好きを仕事に」的な)。

金欲があると色んな情報に翻弄される

この世は、「お金を稼ぐノウハウ」を売って、またお金を稼ごうとする人々に溢れています。それ自体は、賢いことですし、否定するつもりはないのですが、稼ぎたい欲のままに盲目的にそういうものに手を出していくのは自分的にはなんか嫌なんですよね。

ノウハウを売る側は、皆お金が好きだからお金を稼ぐ方法をテーマにすれば売れることが分かってやっているわけです。無料で発信している人も、フォロワーなどを集めやすいことが分かってやっているのです。
「お前らこういうの好きだろぉ〜」と稼ぎたい人が飛びつく餌をばらまいて自分の利益にしようとしている人はたくさんいると思います。数字のためではなく本心で発信してる人ももちろんいますが、ほとんどの人は多かれ少なかれそういう意図でやってるのではないかと思います。

でも、金欲から解放されれば、そういう情報はスルーできるので、獲物にされずに済みます。情報に翻弄されることなく、自分にとって本当に重要な情報を取捨選択することができます。

お金を稼いでどうしたいか?を問い続けよう

ここまで読んで勘違いしていただきたくないのは、お金稼ぎが悪いと言ってるわけではないということです。稼ぐことが目的になると危険だということを言いたいのです。

お金を稼いだ先に、何か自分のやりたいことや達成したい目標があるのであれば、お金稼ぎはあくまで手段なので、目標を達成したら一旦立ち止まることができるでしょう。稼ぐことを目的とすると、「10万稼いだら次は20万稼ぎたい」「20万稼いだら次は100万稼ぎたい」と、エンドレスな金欲にハマっていくのです。

今の私には、お金を稼いでどうしたいかがないので、それであれば、苦労してまで稼がないという選択をするということです。何かやりたいことが見つかって、それにお金が必要であれば頑張って稼ぐかもしれませんが。

お金が少なくても幸せに暮らすには?

ここまで、お金を稼ぐことは必要ですが、稼ぎ過ぎると不幸になるのではないかという話をしてきました。

このようなことに気づき始めてから、たくさん稼がなくてもいいように、お金を使わなくても幸せに暮らせる地盤を整えようと考えました。生きるのにかかるコストを減らせば、収入が少なくても幸せに暮らすことは可能だと思います。

タイの少数民族の村でみた自給自足とインターネットやテクノロジーを組み合わせれば、低コストで面白い生活が送れそうだなというイメージが私の中にはあります。

具体的にどうするかは、また次の記事で書いていきます。


主な情報発信はTwitterでやってるので、フォローいただけると嬉しいです。


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