先日、今まで見たことのない美しい景色を見ました。
あぁーーーお見せできないのが悲しい。

しかもね、これは写真とかで見ても仕方なくて、
いや、仕方なくもないんですけど、
でも仕方なくて。

美しい景色って、
宣材写真や、”人”が撮った写真を見たってそりゃ
美しいんですけど、

でも、その”美しさ”って温度がなくて、
自分の目で見た美しい景色って、
そこまでに至ったいろいろや、その時・その瞬間の感動や興奮や….が
スパイスとして加わるから、

”人”の撮った、要は”切り取られた絵とは全く別物で…

あれ？なんかめんどくさい人になってきた。

と言うわけで、

要は、写真や言葉では表現でいないほどの心を動かす美しい景色を見たよって言いたくて。

そんな話をしたら、こうおっしゃった方がいます。

「それは、勝ち取った景色だからね。」

あぁーーーーーーーーいい！
私の好きな言葉だぁーーーー！！！！

泣く

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遡ること学生時代。

いつ頃からだったかはもう覚えていません。
もはや物心ついた頃から、

父のめんどくささに、幼い私はいつも

「いつかは自由を掴むんだ」

と目論むようになっていました。

うちはとにかく”早く寝ない”と怒られたため、
私は眠くなくても夜9時には布団へ。

特にコンコンとお説教を受けたり、
理不尽に怒られたりした際は、

イライラしながら布団の中で泣きながら”一人作戦会議”を開催していました。

テーマは、「自由を掴むために」

・・・爆

そもそも気が強いですからね、
「いつかは絶対に自由を掴んでやる！」

常にそう思っていました。

ただし、一つだけ思っていたのは、

親とはいえ、家に住まわせてもらっていて、
学校も、食事も、何もかもを親にお金を出してもらっているにもかかわらず、
文句は言えないってこと。

自分でお金も稼いで、自分一人で何もかもできるならまだしも、

自分の責任を自分で取れないのに、
文句言うとか、ダサいなって。

なんだか分かりませんが、その気持ちはとても強い子供だったように思います。

だから、一切文句は言わず、

とはいえ、何かしたい時、

例えば友達と遠出して遊ぶ
自動車の免許取る
大きな買い物をする

これらは、自分でアルバイトをして稼いだお金でするようにしていました。

そうじゃないと、父に文句言われた時に言い返せないし。

そして、時はやってきました。

卒業を後１年に控えた大学４年生になった頃。

ちょうど就職活動もありましたが、

正直私は夢や目標がなかったので、

就職先はどこでもいいって思っていました。（恥ずかしい）
さらに、どこでもやっていける自信もありましたし。（本当に恥ずかしい）

ただ、私の中での一番重要事項”自由を掴む＝一人暮らし”。
社会人になったら、絶対にこれを始めると決めていました。
だから私は、「なんとしても学生時代にお金を稼いで、アパートを借りる初期費用をためないといけない！」

そう思ったのです。

正直、運転免許取得のために30万円くらい使ったばかり。
結構頑張らないと選択肢が狭まるなって思った私は、

就職活動をスタートしていましたが、
同時にアルバイトを２件増やしました。
（合計ピーク時は5件バイト）

友達には、「みんな就職活動でヒーヒー言ってるのになんでバイト始めてんのか全くわからない」って言われました。

でも私は気にしません。だって、”自由”を掴むためですから。

そして、一人暮らしのできる（実家から近いと通いなさいって言われるから）実家から１時間以上離れていることと言う条件の会社を受け、私は比較的早く内定をいただきました。（運はいい）

そのことで、バイトもさらに拍車がかかり、

気づくと半年でなんなく予定していた５０万円くらいを貯めたのです。

エネルギーすごいでしょ笑

そして卒業を目前に控えた３月。

父の機嫌が良さそうな日を見計らって、ついに私は切り出しました。

私「あのさ、就職するタイミングで、一人暮らしをしようと思っています。」
父「そうか。お金は？」

思ったよりも温和に話を聞く父に驚きながらも、私は答えました。

私「バイトで貯めたから大丈夫。」

父「そうだな、バイト頑張ってたもんな。お前も自由にやりたいだろうし。頑張れよ」

・・・え、そう思ってたんかぃ！と心の中で突っ込みつつ、

私「長い間、お世話になりました。って、すぐ帰ってこれる距離だけどね」

と少ししんみりしながらも伝ええると、父はとても寂しそうながら、

父「なんかあったら言えよ」

そう言って微笑みました。

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自由を掴むためには、

たくさんのモノが必要です。

お金
信頼
行動力
影響力
そして、お金を稼ぐ力

それらは、決して待っていてもやってきません。

そして、その先に
見たい景色や
やりたいこと
会いたい人…

そういうものが待っていてくれる気がします。

”勝ち取る”

大事ですね。

これからも、受け身ではなく
それらを勝ち取っていける人生でありたいなって思います。

人生は短い。

だからこそ、自ら多くのことにチャレンジし、いろいろなものを勝ち取って、その短い人生を濃く鮮やかに彩っていきます。

本日は、「私の周りにも、人生を『諦めている人』がたくさんいる。もちろん理由があれば別だけど、でもそれってめちゃくちゃ勿体無い。子供に可能性が無限にあるって言うのなら、大人がそれを証明できるくらいぶつかっていかなきゃ。勝ち取って、その姿を見せるべきだと私は思う。だからこれからも、チャレンジし続けて、傷だらけでも前に進んでいければなって思います。子供たちが”かっこいい大人”になりたい！って思える未来をつくるために。」ってたまにはもっともらしいこと言ってみた。

学び：とか言いつつ私が大人になれない子供なだけ

おしまいー

chihiro