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ストレスに対処するための3つの視点

こんにちは、トミモリです。
今日は、「ストレスを感じた時のための準備をしておこう!」というお話です。

最近、強いストレスを感じましたか?

あなたは最近、イラッとしたり、落ち込んだり、
「なんだかもう無理……」
と感じるようなことがありましたか?


世の中には色々なニュースや情報が溢れていますし、
自分一人ではどうにも解決できないような話もたくさんあります。

また、日々過ごしていく中で、
「私は全くストレスがありません!」
という人はなかなかいませんよね。

ストレスは完全に悪者なの?

ストレスは悪いだけのものではありません。

ストレスとは、自分の外側からの刺激を受けた時に
その刺激に適応させるために一定の反応が起きること。

寒さ、暑さにうまく適応するべく反応を起こすという面もありますし、
ストレスをうまく使うことで、そのストレス源を乗り越えようと
自分を成長させるきっかけにすることもできます。

ですので、ストレスを感じることに対して、
「上手に受け入れ、うまく付き合っていこう!」
という考えが持てると、少し気持ちが楽になれるかもしれませんね。

前向きにストレスに対処できない時には

ただそうは言われても、
今自分が感じているストレスを全て乗り越えるためのきっかけにする、
なんてそんなことばかり言っていられない時もたくさんあります。

そんな時のための、
「自分がストレスを感じた時にやることリスト」
を作っておくことをお勧めしています。

・ちょっとイラッとした時
・嫌なことを言われて落ち込んだ時
・うまくいくと思ったのにうまくいかなかった時
・体が疲れてしまって何もやる気が起きなくなった時

いろんな、自分にとって嫌なことが起きた時に、
ちょっと気分を上向きにできるような、
そんなことをリスト化して準備しておきませんか?

ストレス対処法リストを作るときの3つの視点

そんなリスト作りをするときに、
思いついたものを並べていくのももちろん良いのですが、

いろんな視点でのリストを作っておくと、
様々なストレスに対してその時その時で
上手い対処方法を選ぶことができるようになります。

ストレス対処の方向性は3つ!

「ストレスを感じた時にできること」の方向性を考えてみた時に、
3つのものがあると思いましたのでご紹介します。

①自分の内側から外側へ出していくもの(アウトプット)

これは、「自分の中の嫌なものを外へ出す」というイメージです。

内側で燻っているもの、
内側にあったら嫌な気持ちになるものを、
直接でもイラッとした気持ちだけでも、
自分の外側へアウトプットしていくものです。

例えば、
・人に話を聞いてもらう
・運動する
・歌う
・気持ちを紙にひたすら書き出す
といったものです。

自分の中にある嫌なものを外に出す、積極的に外へ出すものはこの仲間です。

②自分の外側から内側へ取り入れていくもの(インプット)

これは、「落ち込んだ気分を慰めるもの、嫌な気持ちを溶かすもの」というイメージです。

自分の内側だけではどうしようもなくなった時に、
自分の外側から自分の中へとインプットしていくものです。

例えば、
・美味しいものを食べる
・柔らかいものに触れる
・お風呂にゆっくり浸かる
といったものです。

自分の中にある落ち込んだ気持ちや嫌な気持ちを、
緩やかに癒して溶かすことができるものを
自分の外側からジワリと取り入れていくようなものはこの仲間です。


③今の現実から自分を一旦隔離する、距離を置くもの(外側との遮断)

これは、「今の現実から距離を置く」というイメージです。

例えば、
・とにかく身体を休める、寝る
・旅行に行く
・目をつむる
といったものです。

「現実逃避」というと聞こえが悪いかもしれませんが、
今の辛い現実から距離を置いて、元気を取り戻すようなものはこの仲間です。


ストレス対処法の重なる部分も考えてみよう

以上が、私が考えるストレスを感じた時の対処法の3つの方向性です。
そして、この3つはそれぞれが緩やかに重なっている部分があると思っています。

①の「嫌なものを外へ出す」と
②の「落ち込んだ気分を慰めるもの」の重なる部分は、
インプットとアウトプットなので
「吸って吐く、伸び縮みする」ようなものではないかなと。

例えば、深呼吸だったり、ストレッチのようなイメージです。

同じように、
①の「嫌なものを外へ出す」と
③の「今の現実から距離を置く」の重なる部分は
「自分発信のものに集中して、そこに没入する」ようなもの。

例えば、カラオケだったり、
楽器の演奏だったり、
もしくは無性に部屋の片付けをしてみたり、
そんなイメージです。


最後に
②の「落ち込んだ気分を慰めるもの」と
③の「今の現実から距離を置く」の重なる部分は
「他人発信のものに集中して、そこに没入する」ようなもの。

例えば、映画をみたり、
本を読んだり、
音楽を聴いたりすることで
その世界に浸るような、
一時的に現実を忘れるようなイメージです。


そして、その3つの円が重なるところは、
「その人一人で完結できて、外との繋がりも感じつつ、そこへ没入できるような何か」
ということになります。

私がイメージしたものは、瞑想やマインドフルネスと言われるようなものでしたが、
もしかしたら他の方法がその人なりに見つけられたら、
それがその人の最強のストレスへの対処法なのかもしれませんね。


ストレス対処法の3つの円を埋めてみよう!

ということで、今回は
「あなたなりのストレス対処法リストを作る際の3つの視点」
というお話でした。

いきなり
「ストレス対処法をリストアップしてみよう!」
と言われても難しい人は、


この3つの視点で考えてみると、
「この視点は充実しているけど、こっちはあまり出てこないかも」
「こことここの重なりはよくやっているな」
といった気づきもあるかもしれませんので、よかったらやってみてくださいね。


ストレスを避けることは、普段の生活を送っているとなかなか難しいのではないかと思いますので、

日常生活でストレスと上手に付き合い、対処できるように、
ストレスフルになる前に準備を一緒にしておきませんか?


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