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油絵の趣味を復活させたい

今年やろうと決めたことの一つに油絵がある。

社会人になってから、週末アトリエに通うようになり、それが12年続いた。こう書くと、すごく絵の上手な人のように思われそうだけど、デッサンはできないし、気の利いたイラストを描くこともできない。上手かどうかは関係なく、ただただキャンバスに向き合うことが楽しかった。

夫のNY赴任への帯同と出産が重なってアトリエに通うことができなくなり、絵筆を持つ余裕なんてないままに時がすぎ、娘たちが8歳と5歳になって、ようやく「また描きたい」という気持ちが湧いてきた。

これまでまったく絵から離れていたわけではなく、NYでの孤独な子育てを支えてくれていたのは、長女と絵を描く時間だった。特にNYの冬は寒く、外遊びはできないし、家に閉じこもることも多かった。そんなときは、よく長女と地下室で絵の具遊びをした。今思うと、東京の住宅事情ではなかなかできないダイナミックな遊びであった。(ちなみにNY州ではあるけど、郊外のエリアなので家が広かった。)

彼女が自由に絵の具で遊んでいるのを見ているだけで癒されたし、最後には真っ黒になってしまう自由な色使いを見ているだけで満たされた。

家の中で思いっきり絵の具遊びができた。

お絵描き好きは長女から次女へ引き継がれ、次女は遊びの中で一番お絵描きが好きなようだ。絵の具の使い方なんかも大体長女が教えてくれた。

そして、1周周って今度は私の番。娘たちと絵を描くのもいいけれど、私が求めてるのはもっと孤独に、静かに絵と向き合う時間。去年は手軽にできる水彩にチャレンジしようとしたけれど、どうにも続かなかった。やっぱり自分が好きな油絵がやりたい。

1月も3週目にして、今週ようやく絵を描く時間をつくれた。娘たちにはまだ話してない。彼女たちもやりたいと言うかな。いやでもまだ水彩にしてもらおう。親子それぞれ静かに絵を描く時間なんていうのももしかしたら、今年はあるのかもしれない。

いずれにせよ、これからもどうにか時間を確保して、1人で絵を描くことを続けていきたい。

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