Chihiro

*私の人生の振り返りを エッセイスト気取りで 投稿してゆく所存です* 30代/2児の母…

Chihiro

*私の人生の振り返りを エッセイスト気取りで 投稿してゆく所存です* 30代/2児の母/仕事は割と転々と経験/よろしくどうぞ

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はじめに

「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」                     アルベルト・アインシュタイン  この名言を初めて耳にしたとき、私が常々考えていることは大昔から考えられていて、しかもこんなに格好良いフレーズになっていることにちょっと衝撃を受けた。「常識」「普通」「当たり前」。それらはひとりひとり、人によって違うものなのに、他人に押し付けるように放つ言葉として使われる場面が圧倒的に多い。「そんな常識も知らないのか」「普通そうするでしょ」

    • 仕事が始まって慌ただしくなり、エッセイをまとめて書く時間の余裕なんぞない生活になってきました。気が向いたらまた書いて、ある程度溜まったら投稿しようと思います。いや、ゲームはやるのに文章は書かないなんてことはないですよ??流行りのスイカゲームにはまったりなんかしてないですよ???

      • 仕事と私:6

         単純な感覚としては「販売も事務も、結局どっちも好きだな!」という思いに至ったので、両方を視野に入れて仕事探しをした。ある時の保育園行事で、同じクラスのママさんたちの会話の輪にうまく入ることができず、自分のコミュニケーション能力の低さを痛感した。これはまずい。私がママ友をつくれないことが、もうすぐ小学生になる娘の交友関係の障壁になるかもしれない、と当時の私は危惧した。結局今現在ママ友と呼べる人はほとんどいないし、それが娘に何ら影響を与えることはなかったのだが。小さなオフィスで

        • 仕事と私:5

          追記:慌てて投稿したんだったかなあ…気になったところ推敲しました。大きな内容の訂正はありません。  第一子である長女が1歳を過ぎたころ、少しずつ仕事を探し始めた。以前より少し田舎に引っ越していたため、当時派遣で条件に合った仕事はなく、求人広告を眺めたり、ネットで検索したりしていると、いつの間にか日が経っていた。多少条件を妥協せざるを得ない状況の中、無事ハローワークで紹介された建築関係の事務所にパートとして勤め始めた。また、子供の預け先にも頭を悩ませていたが、翌春には保育園に

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        はじめに

        • 仕事が始まって慌ただしくなり、エッセイをまとめて書く時間の余裕なんぞない生活になってきました。気が向いたらまた書いて、ある程度溜まったら投稿しようと思います。いや、ゲームはやるのに文章は書かないなんてことはないですよ??流行りのスイカゲームにはまったりなんかしてないですよ???

        • 仕事と私:6

        • 仕事と私:5

          仕事と私:4

           それまで接客・販売の仕事ばかりをしていたので、事務職の経験をしてみたいと思った。正社員で未経験可の求人は少なく、雇用形態にこだわらず探すことにし、派遣会社を通して惣菜メーカーの物流課で働くことが決まった。なかなか希望に合う勤務先が見つからなかったので、妥協点があった。通勤方法が車でないと不便すぎる場所だったのだ。当時ペーパードライバーであった私にとって、毎日運転して通勤することになるというのは、とても勇気が要ることだった。初めの1~2週間は母か兄に同乗してもらい、少しずつ運

          仕事と私:4

          仕事と私:3

           「内定取り消し」という言葉が飛び交う不景気真っ只中、私は運よく第一志望の会社に入ることができた。しかし、希望の事業部に入れない可能性が高いとされた。私の記憶では、新卒で25人程の同期がいて、そのほとんどが眼鏡を販売する部門を望んでいたが、希望が叶ったのは4人だけだった。全体研修を受けた後、ひとりずつ配属先が発表された。隣の席の人は聞いた瞬間に項垂れてしまい、数日後に退職した。そんな中私は、またも運よく希望通り眼鏡の販売店への配属が決まった。最終面接のときに、拙い言葉であった

          仕事と私:3

          仕事と私:2

           飲食店を辞めたあと、自宅からほど近くのコンビニでのアルバイトを始めた。高校2~3年の頃のことで、卒業するまでと決めていた。主な業務はレジや商品の前出し。土日の日中は積極的な声出しを要求され 「本日肉まんがお買い得でーす!いかがでしょうかー!」 などとスタッフの声が響き渡り、活気があった。逆に、平日の学校終わりから夜までのシフトでは、レジでただぼうっと待機していることが多く、比較的静かだった。接客業務は好きだったし、特にキツいと感じることもなく、楽しい仕事だった。  ひとつ

          仕事と私:2

          仕事と私:1

           これまで何度か触れているが、私は飽き性だ。雇用形態にこだわらないこともあって、これまで数年単位で転職を繰り返している。その仕事を続ける理由があるか疑問を持ち始めたり、不満が大きくなった頃にちょうどいいタイミングで、体裁の良い退職理由が見つかると、すぐに転職を決めていた。様々な業種を経験することで、得たものは多い。ひとつひとつ振り返ってみるとする。  初めてのアルバイトは、飲食店だった。スーパーの駐車場の一角に建てられた掘っ立て小屋のような店舗で働くことになった。レジに立っ

          仕事と私:1

          音楽と私:3

           私の中学・高校時代において、気軽にいろいろな音楽に触れられる1番の場所がカラオケだった。友達がカラオケで歌っていた曲が気になったのがきっかけで、そのアーティストを好きになった、というのはよく耳にする話だ。当時の私は、誰かと遊ぶとなるとすぐに 「カラオケ行こうぜ!」 と誘っていた。それはもう口癖のように。毎回のように付き合ってくれていた友達には多分しつこいと思われていた。自分が普段聴かないジャンルの曲に出会えるのが楽しかったし、自分の好きな歌を思いっきり歌えたし、共通の好きな

          音楽と私:3

          音楽と私:2

           すっかり音楽好きを自称するようになり高校に入学。軽音楽部の代わりにアコースティックギター部がある学校だった。入部してから、初心者セットのギターで練習したが続かなかった。さほど活動的な部でなかったこともあり、1年ほどで退部した。文化祭では、前日の後夜祭でのみバンド演奏が許されていた。学校外で活動していた人らと友達になり、後夜祭のためだけのバンドに入った。そこには歌の上手い人がいて、私はボーカルをほとんどやらせてもらえなかった。この頃もまだ「歌が好き!」だけの気持ちで音楽と向き

          音楽と私:2

          音楽と私:1

          私の一番古い記憶にある曲は、幼稚園のお遊戯会のために覚えたアニメの主題歌だ。当時流行っていたものだと思うが、その後ほとんど耳にしていないはず。でも、あの不思議なオノマトペから始まるサビは今でも歌える。次に記憶にあるのは、初めて買ってもらったCDだ。小学校に上がったばかりの頃だと思う。よく見ていたテレビをきっかけに好きになったユニットのアルバムか、いつも口ずさんでいた人気曲のシングルか。どちらが先だったか定かではないが、どちらも同時期に好きであった音楽だ。特に前者は、そのアルバ

          音楽と私:1