人と比べるということ
「他人と比較すること」について最近よく考えるためnoteに書き留めてみる。
今年の4月から社会人として働き始めて、はや半年が過ぎた。
そして、エンジニアとしてのキャリアも半年が経った。
半年前の自分と比べると、知らないことだらけの世界から、見える世界がかなり広がったように感じている。
それとともに、周りにはもっとできる人がたくさんいて、その人に比べればまだまだ知らないことだらけで、できることも限られているとも感じる。
そう感じたときに、自分なんて周りに比べれば大したことができない、、といった劣等感にも似た感情が心の奥底から湧き出てくる。
昔から何かにつけて他人と競争したり、比較したりして負けないようにする環境で育った自分にとって、この気持ちは試合で負けたときのような悔しさに近いものを感じる。
一方で、「他人と比較する」ことに神経を注ぎすぎていては、本当の自分を見失うのだろうなとも感じる。
社会で生きている以上、他人の存在は必要不可欠であるが、最近はあまりにも強く他人の存在を意識しすぎなくてもいいんじゃないかと思っている。
一人一人強みや特徴が異なるのであれば、同じ物差しで測れないし、何よりも比べる対象でない。
他人と比較すると、自分にはないものに憧れや羨望を抱いたりするが、それはその人の特徴であって強みである。
であるならば、他人と比較するよりも自分の特徴や強みを見つけて伸ばすことをすべきであると考えるようになるのではないか。
そして、強みがあるならば弱みがあるのは当たり前でそこに劣等感を抱く必要は全くない。
人と比較するよりも、自分の物差しで、過去の自分と比べてみる。
それが一番大切なことではないかと考えている。
1年後、5年後と経ち、立ち止まって振り返ってみると、きっと過去の自分はちっぽけに思えてくる日がくると思っている。
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