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月イチ読書 「ひとり暮らし 月15万円以下で毎日楽しく暮らす」

月イチ読書
「ひとり暮らし 月15万円以下で毎日楽しく暮らす」
すばる舎

☆アラフィフでひとり暮らしを始めた友人と

 ちょっと前、友人が突然離婚して1人暮らしをスタートした、という事件(?)がありました。
 家族ぐるみの交流があり、仲の良さは知っていたのでまさかの展開。離婚の決め手が何だったのかはサッパリ分かりませんでしたが、「別れる」と決断したのは彼女本人のようでした。

 友人は、ワタシより10コくらい年上のアラフィフさんです。とりあえずはパート収入で暮らしながら、教員免許の取得を目指し、自活の道を拓いていくとのこと。
 「まだ部屋にテレビはないんだけど、トースターは良いのを買っちゃったんだよねえ〜」と新生活を語る彼女は、なんだかとってもウキウキしていました。

 ひとり暮らしか〜。なんか、愉しそうだな〜!

 落ち着いたら遊びに行かせてね、と約束をした後にコロナ禍となってしまいましたが、LINEで時々連絡は取っています。
 元気で、彼女らしく突き進んでいる様子です。
 

☆老後の参考に、と思いまして

 で、そんな「ひとり暮らし、愉しそうだな〜」という気持ちにフワフワと影響されたのか、つい手に取った本が「ひとり暮らし 月15万円以下で毎日楽しく暮らす」でした。

 とはいえ、我が身を振り返れば、紆余曲折を経て授かったムスメがようやく2歳。
 念願の4人家族をエンジョイしている真っ最中なので、ひとり暮らしは妄想だけにしておくとして。
 月15万円生活は、「老後の生活の参考にもなるかもしれないな」と思って読んでみました。

 本には、いろいろな年代のひとり暮らし女性が登場します。
 パートで必要な分だけ稼ぐ、という割り切り思考の若いコもいれば、離婚で独り身となったアラフォー女性の例もありました。
 闇雲にとにかく節約!という人はなく、お洒落だったり住環境だったり、推しへの投資だったり、「むしろ贅沢では」とも思える出費のしどころがありつつの生活。倹約はむしろ愉しみとする軽やかさがありました。

 暮らしの豊かさを決めるのは、自分なりの「価値観」なのだな・・・と学びがありました。

 ワタシの場合は、おやつ&お茶代と本代かなあ・・・なんだか高校生のおこづかいの使い道みたいな話になってしまいましたが、結局はそういうところに原点があるのかもしれません。


☆「月15万円」という目標

 最低時給の1000円ちょっとで週40時間のフルタイムで働くと、だいたい手取り14万円ぐらいでしょうか。

 実際には、本の中の皆さんのように食費を1〜2万円で納める自信はないなあ・・・。さらにクルマを持ったり、日帰り旅行に行ったりすると、プラス月4〜5万円くらいは必要かも、と個人的に算出してみます。

 でも、夫くんと2人で働ければ、そのぐらいのプラスをクリアするのは難しくない。フルタイムじゃなくても大丈夫なくらい。
 つまり、「働ける体力と気力」さえ少し長めにキープできれば、自分たちが暮らすのはなんとかなるってことだな・・・なんて考えました。


☆遅産みさんファミリーの家計運営

 我が家は、末っ子ムスメをアラフォー&アラフィフで授かった、いわゆる「遅産みさん」の世帯です。

 ムスメさんが成人したころ、すぐ老後スタート☆という人生設計。
 設計というか、成り行きでそうなっただけなのですが。

 行き当たりばったりの毎日ですが、「いざとなれば、15万円で暮らせばいい」と覚悟ができれば、「住宅ローンを粛々と返して、子ども達を育て上げることができればそれで良し」という合格ラインが見えてきます。
 おお、これなら、家計運営はだいぶ気が楽です。

 今は、子ども達との楽しみを大事にしなくちゃね。
 とりあえず年末年始の予定を、考えはじめるとしますか。


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