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娘の愛読書

10歳の娘、
目下の愛読書はスプラトゥーン3の攻略本。
ゲームは皆無な私に
それはそれは熱心に内容を話して来ます。
限りなく10割に近い内容が理解できない母に
諦めず果敢に日々、話し続けています。
しかし昨日!
その情熱が
とうとう私の心の扉を開かせたんです!

その攻略本の「ヒーローモード編」とやらには
なぜか、詩のような、
格言のような見出しがついて
とにかくそれが、
私にはなんとも言えずグッと来る!
中でも
「ママ、これステキじゃない?」
と娘が教えてくれた

“敷かれたレール、何色に染めるか“

敷かれたレール、
いや、敷いてもらったレール。
それ嫌だなとか、やりたくないなとか
口には出さずとも、思ってなかったかな?私。
思ってたな、きっと。
自分だけではレールを敷くことなんて
出来もしないのに
敷いてもらったレールの上すら、
ちゃんと走れなかった。
当時を振り返ると
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだし
レールを敷くことがどれだけ大変なことなのか
今ならよく分かる。
どんなに素晴らしいレールがあったって
私がちゃんと走れなければ意味がない、
私がダメならダメってことを理解した。
大事なのは
敷かれたレールを何色に染めるか?ってこと。
誰かが敷いてくれたレールだとしても
何色に染めて行くかは自分次第。
そうやって目の前のレールを進んでいけば
新しい景色が見えて来るし、
更にその先に道が伸びて行く。
分かってはいたことだけど、
目から鱗のような、言い得て妙な一言。
実際はどんな意味で書いていらっしゃるのか
詳しくは不明ですが
スプラトゥーン攻略本!恐れ入りました。
興味ゼロに思えた世界も
何がきっかけで変わるか分からない。
とは言っても
ゲーム会社でゲームを作っている弟が、
私と暮らした2年間、
なんとかゲームの世界へ誘おうと
あの手この手でプレゼンしてきたが
微動だにしなかった私。
娘よ、道は険しいよ、笑。
自分にないものをごり押しされて正直ツラい、
でもこんなに熱心なんだから、
なんとか話を聞いてあげたい、
と揺れ動く母心。
思ってもみなかった攻略本のお陰で
会話の糸口が少し見えた気がします。
でも私、
まだスプラトゥーンがどんなゲームか
イマイチよく分っていません。





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