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1月のミュンヘンはブラームスづくし ⑤ BRSO(バイエルン放送響) 19.01.24    コンサートの記録:シモーネ・ヤング指揮BR響(バイエルン放送響)(ミュンヘン・ヘァクレスザール)

1月19日はBRSO(バイエルン放送響)のブラームス・チクルス2回目のコンサートでした(ヘァクレスザール)。
ミュンヘン・フィルと合わせてこれで5回目のブラームスでした。
指揮はキャンセルしたブロムシュテットに代わり、シモーネ・ヤング。

プログラム。

プログラムにはブロムシュテットへのインタヴューが掲載されています。
全部で8ページ。ブラームスの4つの交響曲についてのインタヴューです。
ここには最初の2ページの写真を紹介します。

「ブラームスのことを最も好きだとおっしゃっていました。これまでのブラームスの音楽との関係をお教えください。特に印象的な経験はなんでしょう?」という質問で始まります。

「ブラームスの音楽との関係は子供の頃に始まりました。
母はピアニストでした。彼女はロマンティックなヴィルトゥオーゾでしたが、ブラームスのワルツも弾いていました。これが私の最初の記憶です(op. 39の変イ長調のワルツを口ずさむ)」・・・・・・と続きます。

オーストラリア出身のヤングはちょうど私がケルンに住み始めた頃、ケルン・オペラのカペルマイスターになり、ケルンでずいぶん聴きました(当時の音楽総監督はジェームス・コンロンでした)。
その後バレンボイムのアシスタントとしてベルリン州立オペラに移りました。

多くの有名なオーケストラを指揮しています。

ハンブルク州立オペラではインテンダント兼音楽総監督を務め(2005〜2015)、在任中には《ニーベルングの指環》を新制作指揮(演出:クラウス・グート)。
この全てのプレミエ初日を観るためにハンブルクに通ったのもいい思い出です。

聴衆の大きな拍手に、ヤング本人も感銘を受けた様子でした。

FOTO:(c)Kishi

以下はバイエルン放送響から提供された写真です。© BR/ Astrid Ackermann

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代表:来住 千保美(Chihomi Kishi)
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