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「かえりたい」気持ちについて考えてみた~全身全霊で自分を信頼していたころの心境に~


会社を辞める前の通勤時間。

「かえりたい」と、いつも思っていた。


この とりとめのない気持ちは、

日を追うごとに心に積み重なった。


そして、あるとき。

”わたしはどこに「かえりたい」のか?”

と、ふと思った。


最初は、

会社から”アパート”に早く「帰りたい」のだ。

単純にそう考えていた。


けれど、


早退して”アパート”に帰っても、

休暇を取って”アパート”にこもっても、


この気持ち消えてくれなかった。



そこで、気がついた。


わたしが「かえりたい」のは、

どうやら”場所”ではないらしい、と。


では、「かえりたい」の向かう対象はいったい何なのか

はっきりした答えは出なかった。


結局、

「仕事を辞めたい」という強い気持ちにしたがい、

今にいたる。



退職して1年ほど経った今



「かえりたい」の対象を考えてみたとき、

ふっと答えがわいて出た


わたしは、

”全身全霊で自分を信頼していたころの心境に”「還りたい」

のだな、と。


簡単に言えば、

”子どものころの気持ち”だ。


何の疑いも持たず、

ただ”やってみたい”という気持ちのまま

日々を過ごしていたあのころ。


何をしても、

”自信に満ちて” ”楽しくて” ”自由” だった。


けれど、


大人になるにつれ、


周りの目を気にするようになり、

できない言い訳を並べて立てて、


常に先へ進むことをためらう


きっと、

小さい頃より、できることは増えたはずなのに、

不自由さを常に感じていた。


だから、

わたしは「還りたか」ったのだと思う。



”全身全霊で自分を信頼していたころの心境に”



昨日、

会社員時代の「還りたい」という気持ちを

唐突に思い出した


片っ端からやりたいことをやりつつも、

成果が出ているような、出ていないような 煮え切らない毎日


それに あきらめや不安を感じていたからこそ、

ぽっと心から浮かび上がってきたのかもしれない。


会社員時代より、今は確実に自由だ。


自分の肩に責任は重くのしかかってくるが、

それも自分が選んだ道だから、後悔はしない。


あとは、

”自分を信じ”て、”楽しく”日々を過ごすだけ。


忙しさに埋もれてしまえば、

会社員時代と同じく「還りたい」という気持ちが出てくるだろう。


だから、

「還りたい」と感じていた日々思い出せたのかもしれない。


そのことに感謝しつつ、日々を過ごしていこう。

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