走行3万5千キロ、ノーマルマフラーが折れる（クラック）こと、2回。加えてアクセルOFF時の減速4千回転付近での異常振動（こちらはチェーン・スプロケ交換で解消済み）。

エンジン、マフラーの振動対策で圧入されているダンパーの交換となると、まずは店舗にお願いして油圧プレスで、というのが頭に浮かびますが、近所のお店にプレスが無い（！） 少し離れた倉庫にあるらしいんだけれど、どうも乗り気で無い空気も醸し出されて。

ということでネットで検索、自力で交換している方の方法を参考にやってみました。人力プレス。

こちらの部品です。29L-27414-01 ダンパ, フートレスト。1つ 2500円弱。

大きさの同じディープソケットを当ててハンマーで、っていうチカラ技でいくと部品を痛めるだけらしいので止めた方が良さそうです。受け側のステッププレートもアルミ素材ですから下手すると割れますし。

で、用意したのがこちら。

家にあった22mmソケットの外周がピッタリだったのとナットとカラー類はあったので、機材型ホームセンターで買ってきたのは、M10の両切り長ネジと大小のワッシャー7枚。部材代は450円也。

これを

こうして

大きなワッシャー4枚重ねは最初に入っているダンパーを外す時の逃げスペースを確保するため。ダンパーが通るサイズの鉄パイプやソケットとかも探したんですけどね。ソケットに至っては3000円弱とかするので。ワッシャー1枚77円也。

抜けました。

ステッププレートをどこかに固定しながらだと、さほど力を必要とせず楽に外れると思います。手で抑えながらでも、要はナットを回せばいいので人力で何とかなります。

外したら今度は圧入です。

要領は外す時と同じですが、注意する点は「圧入前の位置決め」と「前段階で軽く打ち込む際にまっすぐ垂直に入れる」こと。何度もナナメに入りそうになってやり直しました（笑）ナナメってるままで圧入なんてしようものなら一発でステッププレート割れますね、たぶん。

綺麗に入りました。

次はエンジンに圧入されてる方のダンパー交換です。といってもエンジンを降ろさないといけないので、いつになるかは不明です。