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注目行動・試し行動のある子

担当クラスのKくん。1歳児。
気圧の変化でなのか、家庭での環境なのか、、
ここ最近とても気持ちが落ち着かない様子。
注目行動や試し行動が特に目立つ。

障害があると診断がおりている訳ではないが、
現場の私たちも日々頭を悩ませており、
こんな私も一応副主任という立場でもあるので
何か学びになれば…と思って
主任おすすめのサイトでWebセミナーを受けてみた。

背景として・・・
①注目される機会が少ない

②自己効力感を発揮できない
(生活の中で、やったらできた!という経験不足
注目、試し行動することで
振り向いてもらおうとする)

③活動が難しい、関心が向かない

④刺激過多

⑤適切な関わり方を獲得していない
(注目・試し行動をすることでしか、
注目を得る方法を知らない)

があるそう。

関わり方のコツ
①保育者の方から注目する機会UP
(確かに最近対1でたくさんスキンシップ図ると
少し気持ちが落ち着く様子があるかも…)

②素敵な行動を褒める
(気になる行動は多いけれど、素敵な行動もあるので
そこに目を向けて褒めることが大事。
日頃からやってはいるけど、改めて意識したい。)

③達成感を感じることができる活動
(簡単なもので良いので
やったらできた!という経験が大切。
最近は戸外活動中心で、そういう機会が
うまく作れていなかったかも。参考にしよう。)

④活動の適正化
(この活動難しすぎないかな…
という視点はいつも意識しているけれど、
やっぱり大切なこと。)

⑤刺激の調整
(刺激過多が原因の場合、
許容範囲の刺激になるように
環境を整える必要がある。なるほど…)

⑥注目を得られる実行可能な表現方法
(例えば、ねぇねぇと保育者を呼ぶとか。
肩を優しく叩く、袖を引っ張るとか。
これならこの年齢の子にも伝えられそう。
明日早速やってみようかな。)

Kくんだけに限らず、
年々気になる子が増えている状況下で
どの子にも活かせるなと。

まずは、何でこの行動をするのかな?と
原因や背景から考えることが
大切なんだなーと。

クラス担任だけが悩むのではなくて、
園全体で考えていく機会を
作っていけたら良いな◡̈

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