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地域新聞社をテーマにした映像作品がコンクールで受賞!千葉県立船橋高校放送委員会作「ちいきに架かる橋」

第21回関東地区高校放送コンクールで優秀賞

「ちいきに架かる橋」作成に関わったメンバーの皆さん

2023年11月に行われた第21回関東地区高校放送コンクール(茨城大会)のビデオメッセージ部門で、千葉県立船橋高校放送委員会が地域新聞社をテーマにして制作した「ちいきに架かる橋」が優良賞(第3位相当)を獲得しました。

同校の放送委員会は、各クラスに割り当てられる係とは違い、有志が参加する部活動に近い集まり。その歴史は古く、2005年には全国優勝した実績もあります。現在、部員は2、3年生16人、そこに今春入部の1年生も加わります。

素晴らしい実績がズラリ!

ちなみに放送コンクールへの参加は活動の一部に過ぎません。毎週昼休みには15~20分の「昼放送」でさまざまなジャンルの曲を流したり、学校行事の際には司会やアナウンスを務めたりと、活躍は多岐にわたっています。

歴代メンバーの青春の思い出が詰まった放送室

先輩たちは「ちいき新聞を見てテーマを探していた」

関東大会優良賞獲得直後、喜びの一枚(写真提供:千葉県立船橋高校放送委員会)

今回の受賞作「ちいきに架かる橋」は、地域新聞社をテーマにした作品。テーマの決め方をOBに相談した際、「ちいき新聞を見てテーマを探していた」と聞いたのがきっかけだそうです。取材を進めるうちに「最も伝えたいメッセージ」が当初の考えから変化したり、構成についてメンバーで意見を戦わせながら試行錯誤した結果、提出締切日当日に完成。千葉県大会3位で関東大会進出を決め、優良賞という成績を収めました。

取材を通して一番伝えたいことに変化が

委員長の満原千尋さん(左)、薗辺眞央さん。共に現在3年生

作成メンバーの薗辺眞央さんは、「ちいき新聞がたくさんの地域に配られていることは推測していましたが、エリアごとに内容を変えているのは取材してみて初めて分かり、そうやってより地元に特化した内容を作っているところがすごいなと思いました」と話します。

「ちいき新聞を作っている人だけではなく、作り手と受け取り手のどちらからも意見、声を聞きたい」と考え、地域新聞社員の他、広告を掲載しているお客さまや読者にも取材。取材をするうちに、作品を通して一番伝えたいことが変化していったと言います。

現在2年生で次期委員長の川畑獅恩さん(右)

「最初は地域新聞社の地元に対する思いをまとめようと思っていたのですが、話を聞いていくと、『地元のこういうところを知ってほしい』と新聞を作って、実際に読者さんがお店に行って…お客さんとお店をつなげていると感じました。『地域新聞社を介して、いろんな人たちがコミュニティを作って広がっていく』というところにフォーカスしたいと、みんなの意見が一致したんです」と薗辺さん。

地域新聞社がさまざまな人たちの仲介者的な立ち位置になっていることを伝えるべきではないかという結論に至り、最終的に「ちいきに架かる橋」というタイトルが付けられたのだそうです。

受賞作品(約4分半)はこちら▼

※動画内の役職等は取材時(2023年8月)当時のものです

取材当日、放送室には入会希望者の姿も。今後も新しい歴史が紡がれていくことでしょう。

編集後記

「地域の人と人をつなぎ、 あたたかい地域社会を創る」をミッションに掲げている地域新聞社。高校生が取材を通して当社への理解を深めていく中でたどり着いたメッセージが、『ちいきに架かる橋』だったことをとてもうれしく思いました。普段は取材をする側なので、取材される側となり、客観的な視点で自分たちのことを表現してもらう経験は新鮮で、改めて当社の存在意義に気付かされる良い機会にもなりました。船橋高校放送委員会の皆さん、ありがとうございました! 今後の活動も応援しています。

このnoteを書いた人:編集部 古谷理恵子(R)(X※旧Twitter / Web記事 )、編集部 広田みずほ( Twitter / Web記事

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