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365日美味しい中華料理20選vol.3

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季節を問わず楽しめるお役立ち中華料理レシピが21本入ってます(1本はおまけ)。レシピは単体でも買えますが、マガジンだと1本50円未満と大変お得です!
本場で知った味をそのままに、手軽に作れるシンプルな料理を厳選しています。化学調味料や鶏ガラスープの… もっと詳しく
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おうちで中華マガジン - 365日美味しい中華料理20選vol.3

新マガジン発売です!今回は季節を問わず楽しめる定番の中華料理レシピを21本(1本はおまけ)お届けします。前菜から主食まで多彩なラインナップですので、皆さまの食卓の常連になれる料理があれば、嬉しいです。 お求めは、👆👆👆から!! マガジンの初期価格は、ビール一杯のイメージで500円とさせてもらいました。初期ご購入特典として、最初の100部まではこのお値段です。その後は、売れ行きに伴って通常価格の980円まで調整します。早く買ってくださった方が確実に得をする仕組みですので、お

365日美味しい中華料理20選vol.3 - 目次

種類別に目次にしました。料理名からレシピのリンクへ飛べます。 20選と言いつつ、21選になってます!! 炒菜(炒めもの)醋溜木須(牛肉と卵の黒酢炒め) 肉末炒蛋(豚ひき肉と卵のそぼろ炒め) 葱焼木耳(キクラゲの白葱炒め) 青菜炒蝦皮(チンゲン菜と干し海老の炒め煮) 韮菜炒豆芽(ニラともやしの炒めもの) 芫爆牛百葉(牛センマイのパクチー炒め) 包菜炒粉絲(千切りキャベツと春雨の炒めもの) 燉菜・灼菜(煮もの・茹でもの)白灼生菜(広東式レタスの湯引き) 白灼魷魚(広東式イカの

おうちで中華 - 豉汁蒸排骨(豚スペアリブの豆鼓蒸し)

前にも書いたが、排骨(豚の骨付きスペアリブ)を蒸す料理は、我が家の定番だ。下味を付けて蒸すだけだから楽だし、その割に豪華感があるし、下味次第で様々な料理に展開できるので便利なのだ。 今回は、これまで紹介した蒜香蒸排骨(豚スペアリブのニンニク蒸し)や腐乳蒸排骨(豚スペアリブの腐乳蒸し)に加えて、豉汁蒸排骨(豚スペアリブの豆鼓蒸し)を推したい。 豉汁蒸排骨 chǐzhī zhēng páigǔ 豆豉(トウチ)とは、大豆の発酵調味料だ。豆を水で戻し、蒸すか茹でるかしてから、塩

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おうちで中華 - 干貝豆腐湯(干し貝柱と豆腐のスープ)

今回ご紹介する干貝豆腐湯(帆立貝柱と豆腐のスープ)は、きっと皆さんのお気に召すことと思う。 なぜって、お手軽で、汎用性が高く、なにより美味しいからである。 干貝豆腐湯 干贝豆腐汤 gānbèi dòufu tāng

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おうちで中華 - 白灼魷魚(広東式イカの丸茹で)

仕事柄、中国の海沿いの地域によく出張していたので、各地で様々な海鮮料理を食べる機会に恵まれた。今日の料理は、広東省の港町で知った白灼魷魚(広東式イカの丸茹で)だ。 白灼魷魚 白灼鱿鱼 báizhuó yóuyú「白灼」とは広東地方の調理法で、食材をさっと茹でることを意味する。茹で上げた食材に醤油ダレを回しかけ、シンプルに味わう。原味原汁(素材そのものの味)を重視する広東料理らしい技法だ。 この料理も、そう。下処理したイカを丸ごとさっと茹で、筒切りにして皿に盛り、薬味をバサ

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おうちで中華 - 肉末炒蛋(豚ひき肉と卵のそぼろ炒め)

今日の料理は、あまりにも簡単すぎるためか、レストランで見かけることはまずない。しかし、簡単なのにとても旨いし、材料は豚ひき肉と卵と小葱だけなので、家庭料理としては重宝することこの上ない。 その名も、肉末炒肉(豚ひき肉と卵のそぼろ炒め)だ。 肉末炒蛋 ròumò chǎo dànキャッチコピーをつけるなら、「超絶簡単メシ泥棒」。

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おうちで中華 - 白灼生菜(広東式レタスの湯引き)

日本で暮らしていると「レタス=サラダ=生食」という先入観にとらわれがちだが、レタスは火を通して食べるのが広東人の知恵だ。 白灼生菜(広東式レタスの湯引き)は、広州生活で知った我が家の定番。一度作れば、今後一生、レタスの使い道に困らないことを保証する。 Twitterで紹介したらわずか1日で2万もいいねが付いて、あまりの反響に驚いた。それだけ意外な食べ方だったということだろうが、その期待を裏切らない美味しさなので、是非試してみて欲しい。 白灼生菜 báizhuó shēn

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おうちで中華 - 包菜炒粉絲(キャベツと春雨の炒めもの)

今日の料理は、お手軽家庭料理の優等生・包菜炒粉絲(キャベツと春雨の炒めもの)。単純な料理なのでどの地域の料理というものでもないが、僕が湖南料理店でよく食べていた味付けでご紹介する。 包菜炒粉絲 包菜炒粉丝 bāocài chǎo fěnsī細切りにしたキャベツと春雨を炒めて甘辛醤油味で仕上げるだけだが、唐辛子の辛味と薬味の香りをキッチリ効かせると、刺激的でビールを呼ぶひと皿が出来上がる。 もふもふとした春雨と細切りキャベツの食感の対比が楽しい。地味ながらも箸が止まらなくな

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おうちで中華 - 醋溜木須(牛肉と卵の黒酢炒め)

北京の清真菜(ムスリム料理)が好きだ。北京の南西部には牛街というムスリム街があり、清真菜のレストランが軒を並べている。僕は北京出張のたびに旧友と牛街で待ち合わせては、清真菜を食べ歩くのを楽しみにしていた。 単に「肉」と言えば豚肉を意味する中国において、決して豚肉を食べない人々が作り上げてきた独特の食文化だ。肉と言えば、羊か牛。派手な食材はあまり使わず、見た目は至って無骨だが、メリハリの効いたシンプルな味付けが魅力だ。不思議なことに、とっても酒を呼ぶ(笑)。 今回は、その中

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おうちで中華 - 蒜蓉蒸金針菇(えのきだけのにんにく蒸し)

今日の料理は、蒜蓉蒸金針菇(えのきだけのにんにく蒸し)。 安上がりで、本当に簡単で、そのくせ思いのほか旨いので、家庭で大活躍すること請け合いだ。 えのきだけに新たな光を! 蒜蓉蒸金針菇 蒜蓉蒸金针菇 suànróng zhēng jīnzhēngūえのきだけに醤油ダレと刻みにんにくをのせて蒸すだけ。 それなのに、まるで貝柱のように豊かな旨味を備えたえのきだけは食べごたえ抜群で、「え、おまえ、そんなに美味しかったの!?」と箸が進む。にんにく風味の醤油味なので、言うまでも

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おうちで中華 - 小鶏燉蘑菇(鶏肉とキノコの醤油煮込み)

最近忙しくて、全然レシピを書けなかった。久々の今回は、中国東北地方の名物料理・小鶏燉蘑菇(鶏肉とキノコの醤油煮込み)をご紹介しよう。 おおよそ世の中の東北料理レストランで、この料理を品書きに載せていない店はあるまい。それほどの定番料理である。日本での知名度は低いが、中国経験者の方なら「知ってる知ってる」と声を上げるのではないだろうか。 小鶏燉蘑菇 小鸡炖蘑菇  xiǎojī dùn mógū作り方は単純で、骨付き鶏肉とキノコを八角風味の醤油味でコトコト煮込むだけだ。そこに

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おうちで中華 - 葱焼木耳(キクラゲの白葱炒め)

今日の料理は、葱焼木耳(キクラゲの白葱炒め)。「葱焼」という耳慣れない調理法は、揚げ焼きにした白葱を他の食材と炒め煮にすることで、白葱の香ばしさを他の食材に移す技法である。 中国では、白葱は薬味や下味に使われることが多く、料理の中で主役のような存在感を発揮することは意外に少ない。だが、この料理では、白葱が香りの土台を作り、主役の一人として活躍する。 地味旨のひと皿、お楽しみあれ。 葱焼木耳 cōngshāo mùěr材料は、白葱とキクラゲだけ。 地味な組み合わせではあ

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おうちで中華 - 純素酸辣湯(精進サンラータン)

今回のテーマは、酸辣湯(サンラータン)。簡単に言うと、片栗粉でとろみをつけた酸っぱ辛いスープだ。一応、四川料理や湖南料理ということになっているが、中国各地で食べられており、地域ごとに作り方や材料も異なる。 今回は、僕が長年暮らした上海の酸辣湯をご紹介する。しかも、我が家がよく通っていた老舗精進料理店「功徳林」に倣った精進バージョンだ。 精進に全く縁がない僕がなぜこれを推すかと言うと、普通の酸辣湯より材料も工程も少なくなるので簡単に作れるから。そして、その割に美味しさは普通

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おうちで中華 - 清燉全鶏(丸鶏の薬膳スープ)

最近、丸鶏を調理してないなーと思い立ち、久々に清燉全鶏(丸鶏の薬膳スープ)を作ったらえらく旨かったので、皆さまにもご紹介。 丸鶏というと「大変そう…」「そんなの売ってない」という反応が来そうなので言っておくと、下茹でして煮込むだけなので技術は全く不要だし、丸鶏がなければ骨付きもも肉で作っても旨いので、早まらないでほしい。 また、丸鶏の薬膳スープというと、韓国のサムゲタンをイメージして薬膳的食材を揃えるのが大変そうと思う人もいるかもしれないが、この清燉全鶏は食材を極力絞った

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