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どうして 人と ともに 暮らすの?

「人も好き 一人も好き!」私の暮らし

私は幼稚園、小学校で教師として多くの子どもたちと共に毎日を過ごしている。ふと 人から どうして先生という職業についたの?
と聞かれて「人と過ごすことが好きだから」と答えた。

学生時代は最初は教員でなく、福祉関係に進もうと思っていた私。
中学生の時は毎週末老人ホームのボランティアに通っていた。
かといっておばあさんの話し相手も上手くできず、おじいさんに求められていることも分からず…
ただただ職員の人にはお荷物でしかなかった自分。

悔しかったけれど、それでも楽しかった。
それでも何か役に立ちたいと思っていた。
でもこの仕事が私の天職じゃないのかも…。

そんなことを思っている時に
障害児保育に興味が湧いてくる。
もしかしたら私がお役に立てることがあるのかもしれない!
そう思い、今度はこちらにボランティア申請をした。

ただ、そんなに簡単に一介の中高生をすぐボランティアを受けてはくれない。小さい子ほどデリケートで職員の皆さんも細心の注意を払っている様子だった。
人と過ごすには一緒にいたいという一方的な思いだけではダメなんだ。
この職業も私には荷が重いかも…。

そこから命あるものと共に暮らすことに対し、
喜びだけでなく、謙虚さと感謝の気持ちをもつことができたと思う。

そして幼稚園教諭として過ごした15年で
多くの子どもたちやその子を取り巻く保護者の人に出会うことができた。
時に叱咤激励を受けながら、自分の出来なさにもどかしさもあったけれど、いつも希望を与えてくれるのは「人との関わり」だった。そして内省することも同じだけ大事。
それも私というとの関わりなのかなと思う。

自分に喜びを与えてくれる人
自分を高めてくれる人
自分に苦しみを与えてくれる人
そして自分自身

命あるものをこれからも大切にしていこうと思う。


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