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苦手は存在しない

皆さんには苦手なものってありますか?
私は小さい頃かなりの偏食で、牛乳、野菜、酸っぱいもの(ドレッシングや柑橘系)などなどたくさんの食べ物が好きではありませんでした。

しかし、時が経ち、今度は嫌いなものが一つも無くなりました。
嫌いよりも挑戦心と食い意地の方が勝ったようです。

では「苦手」とは何なのでしょう。
一つ言えるのは、苦手はこれまでの経験からくる単なる思い込みに過ぎないのではないかということです。

早い段階で好き、嫌いで分類してしまうことで、
好きになるであろうことやできることに対して自分で決めつけてしまうんです。

『好き嫌いを考えず、行動していたら好きになっていた』
なんてこともよくあることです。


朝活会の中でも
「朝は苦手でしたが、やってみたらとても朝が充実して好きになりました」
とおっしゃられた方がいました。


そう、何事も経験してみないと分からないんですね。


ここには認知的不協和(cognitive dissonance)が大きく関わっているともいます。

認知的不協和とは、自身の思考や行動と矛盾する認知を抱えている状態、またその際に覚える不快感を意味する社会心理学的用語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

目の前に起きていることに何らかの不快感があった時、
人はその不快を解消しようと
・行動を変化させる
・認知を変化させる
・新たにメリットを探そうとする
・情報への接触を選択、または避ける

このようなことを行っています。
つまり、考えと行動が矛盾しているとわかっても、行動を変えるのはなかなか難しいのです。そのため、多くの人は、行動ではなく認知(考えや態度)を変化させ、認知的不協和を解消させます。


また、苦手だと感じることには
まだ努力が足りていなかったということもあります。


また、多くの物事は「苦手」なのではなく、
ただその分野に対して
上達するための方法が備わってなかっただけ
できるけどやらないだけ
と考える方が自然です。

そう思ったら、苦手だと思う場面に遭遇しても
「私はこの分野ではまだやっていないだけだから、
私だってやればできるけどやらないだけだから」
と認知を変えていくこともできそうです。


苦手意識は人を硬くさせます。
今日も心が穏やかで、ありのままの自分でいられるよう
自分には苦手は存在しない!という気持ちで
連休の最後も笑顔でお過ごしくださいね。


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