茅榎

そこはかとなく、書く。

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note、はじめてみた

はじめまして 茅榎(ちか) と申します。 この投稿を開いていただき、ありがとうございます。 自己紹介この春に長い(?)学生生活に終止符を打って、社会人になりました。 趣味は読書、アイドル鑑賞。運動も好きです。 大学院では植物学、農学を専攻し、研究が好きすぎて週7日でラボに行ってました(個人的には第二の青春時代でした...)。 noteを始めたわけ忘れたくない言葉や感情を、忘れずに覚えていたい これが私のモチベーションです。 悪い思い出は色濃く覚えているのに、良い思い出は時

    • なんでもない朝のお話 #旅のようなお出かけ

      わずかに残るまどろみの中、まぶたを開ける。 ジリリリリッ 目覚まし時計の音に反応して自然と手が伸びる。 朝の5時30分、体に染み付いた起床時間も今日が最後になる予定だ。 「春樹!起きて!」 朝ごはんの準備を終え、息子の部屋へ向かう。 部屋から漏れる目覚まし時計の音が、まだ息子が眠りの世界から戻ってきてないことを教えてくれる。 全く、本当に4月から一人暮らしなんてできるのだろうか? そっとため息をついて、ドアを開ける。 「春樹!!起きないの?!」 「卵はどうする?」 「うー

      • 読書レビュー #6:辻村深月 『子どもたちは夜と遊ぶ』

        思い出深い夜遊びがある。 友達二人と、人生で初めてカラオケオールした。 お世辞なのは確実だけど、人生で初めていい声だと褒められた。 そしてなぜか、声が枯れてきた朝の4時に、人生で初めて90点台を叩き出した。 卒業を機に疎遠になってしまっているけど、3つの「人生で初めて」に付き合ってくれた二人の友達は元気だろうか? ちなみに、90点台を出した曲は乃木坂46さんの『ハルジオンが咲く頃』です。 さて、思い出話は置いといて楽曲れ...違う、読書レビューを久々に描いていきたいと思いま

        • シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムの休日 #同じテーマで小説を書こう

          「ねえ、なんか面白いことないの?」 退屈そうな声と柔らかな感触、ほのかな甘い香りがおりてきた。 「面白いことねえ...」 ソファの背もたれ越しに、首に巻きついてきた沙羅の腕をほどいた。 「だってせっかくの休みなのに、さっきからずっと本読んでる。ひとりだけで休日満喫していてずるい」 不満な顔をした沙羅が隣に座ってきた。 同棲を機に買ったソファは安物のせいか、二人で座ると少しだけバランスが悪くなる。 「...DVDでもみる?」 「家にあるの、見飽きた。」 「じゃあ、ゲームは?」

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        • 読書レビュー #6:辻村深月 『子どもたちは夜と遊ぶ』

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          読書レビュー #5:辻村深月 『冷たい校舎の時は止まる』

          高校の制服って、校則とは別にローカルルールみたいなのがある気がする。 スカートの裾は長い方がイケてるか、短い方がイケてるか。 腰パンはするか、否か(腰パンって死語?)。 靴下の長さや色、夏場でもベストを着るかどうか...。 個人的には、「自分の地元の女子高生はスカートの丈をとっても短くする」って話したとき、 教授さんが「それはいいじゃないか!!!」って食いついたのが良き思い出。 さて、今回も読書レビューを書きたいを思います。 1. 作品紹介 タイトル:『冷たい校舎の時は止

          読書レビュー #5:辻村深月 『冷たい校舎の時は止まる』

          ありがちな恋愛とありがちじゃない恋愛

          テレビの番組切り替えの時期は、音楽特番が増える気がする。 ずっと追いかけているアイドルを見つつ、 「なんか、好きかも」と思えるアーティストや歌に出会える 貴重でお得な時期だな、と思う。 テレビで放送されることがほとんどない シングルのカップリング曲やアルバムのリード曲。 実はそこに自分にとっての名曲も隠れていたりして、 テレビで出会ったアーティストの公式youtubeとかをしっかり漁ってしまう。 便利な時代になったもんだ。 今回は、今の私が「好きだ」と感じた曲について、考

          ありがちな恋愛とありがちじゃない恋愛

          読書レビュー #4:辻村深月 『スロウハイツの神様』

          知らない間に同居人が増えていた。 湿気がとても好きで、梅雨が一番居心地がいいらしい。 名前はPenicillium(ペニシリウム)...。 すみません、アオカビです。棚に生えました。 棚の中身全部出して掃除したから、家が初期化されていく...。 梅雨明けはありがたいけど、どうしよう、この子たち...。 そんなこんなですが、辻村深月さんの『スロウハイツの神様』の読書レビューでも書こうと思います。 1. 作品紹介講談社文庫、上下巻のちょっと長めのお話です。 現代版トキワ荘とも

          読書レビュー #4:辻村深月 『スロウハイツの神様』

          欅坂の改名に思うこと

          大学2年生の時に、私は欅坂46と出会いました。 それまではアイドルには興味はなかったし、どちらかと言えば嫌いでした。 けれど、気が付いたらハマっていました。 それはデビュー直後の田舎っぽさが残る彼女たちが、キラキラした姿に変わっていくのを見るのが嬉しかったから、そしてメッセージ性の強い楽曲にたくさん励まされたからです。 だからこそ、欅坂の活動休止や改名を聞いた時、寂しい気持ちになりました。 個人的なことですが、今年度は周囲の環境が変わったことで手に入れたこともたくさんあ

          欅坂の改名に思うこと

          KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!

          先日、衝撃的なニュースが発表されましたね。少なくとも、欅坂のファンには。 2015年8月25日に結成された「欅坂46」。結成からのファンである私も、衝撃と喪失感に見舞われました...。 活動休止、改名については、少し整理してから書くことにして 7月16日(木)に開催された KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU! の感想をまとめていきたいと思います。 (長くなります。サクッと読みたい方はまとめへお願いします。) 1. セットリスト20

          KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!

          読書レビュー #3:住野よる 『君の膵臓をたべたい』

          気がついたら7月になってしまった。 俗にいう社会人なるものになって、3ヶ月が過ぎた。102日目、24 × 102 = 2448時間、2448 × 60 = 146880分、146880 × 60 = 8812880秒...。 同じ時間でも細かく考えるほど、長く感じません?(締め切りからの逃避) さて、今回も読者レビューです。 1. 作品紹介(詳細なあらすじは、リンク先をご覧ください) 住野よるさんのデビュー作で実写映画化、劇場アニメ化もされました。 原作小説と映画やアニメ

          読書レビュー #3:住野よる 『君の膵臓をたべたい』

          読書レビュー #2:新海誠 『言の葉の庭』

          梅雨ですね。 雨で服の裾が濡れるのも、ジメジメとした湿気も嫌いですが 雨の音はとても好きです。 だから最近の雨の休日は、家に引きこもってなるべく全ての音を消して 静かに過ごすのがお気に入りです。 ...自分、結婚はきっと向いていない。 さて、前回投稿に引き続き、読書レビューを書いてきたいと思います。 1. 作品紹介 (詳しいあらすじはリンク先をご覧ください) 今ではその名を知らない人はいないと言っても過言ではない(?)、新海誠さんの作品です。映画『君の名は』で有名な新海さ

          読書レビュー #2:新海誠 『言の葉の庭』

          読書レビュー #1:朝井リョウ 『武道館』

          パンプス、苦手なんです。「量産型就活用パンプス」みたいなのとか。つま先痛いし、階段の昇り降り難しいし、何より転びそうになるし。 だから、ヒールつきのパンプス履いて、笑顔でパフォーマンスしているアイドルの足元、思わず見ちゃうんですよね。 痛くないのかなーって。 これって、私だけですかね? さて、今回は『武道館』(朝井リョウ著)の読書レビューです。 1. 作品紹介(あらすじはリンク先をご覧ください) 主人公・愛子(あいこ)の視点で物語は進みます。キラキラ輝くアイドルを描いただ

          読書レビュー #1:朝井リョウ 『武道館』

          のんびり、ゆったりと思って下書きまで書いた。けど、思いがけない、いや、思いつくはずなのに目をそらしていたことが現実に起きて。私にとっては大きなことなのに、世界にとってはちっぽけなことなのが納得いかなくて。でも、整理するために、進むために、たくさんのいまを言葉に残していこうと思う。

          のんびり、ゆったりと思って下書きまで書いた。けど、思いがけない、いや、思いつくはずなのに目をそらしていたことが現実に起きて。私にとっては大きなことなのに、世界にとってはちっぽけなことなのが納得いかなくて。でも、整理するために、進むために、たくさんのいまを言葉に残していこうと思う。