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新しい戦前にさせない

明日で2022年は終わり。

ロシアのウクライナ侵攻という信じられない出来事がまだ続いている年末。コロナ禍は全く終わっていないし、第8波は既に大波でインフルエンザも同時流行。それにも関わらず、自民党に忖度しているせいかマスコミは全く現状を報道しない。自ら調べる人や、現場の医療従事者のみが知る「規制のない年末年始」の惨状。楽観的な報道のみ見聞きしている人たちは、自分や周りが感染して初めて医者にかかることも難しいことに気付くのだろう。救急車は呼んでも来ないし、万が一来ても入院先がないことは多々あるらしいのに。

さらに恐ろしいことに、緊急事態はコロナのことだけではない。岸田政権は最低の支持率の中、閣議決定のみで大軍拡増税を決めた。国会を開いてものらりくらりで何も説明せず、大臣は連続で更迭。そんな岸田政権に次々と勝手に決められている恐怖。「民主主義」という言葉はどこにいってしまった?日本は独裁政権が牛耳る国?

私は子どもの頃、「火垂るの墓」のアニメ映画を見たり、「アンネの日記」を読んだ時、まず「生まれたのが今でよかった」と心からほっとしたことを覚えている。児童書でポーランドが舞台の第2次世界大戦下のお話を読んだ時にも。とにかく自分が生きている今、生きている国で戦争が起きていなくて、毎日普通に学校に行って、放課後に友だちと遊んで、家でこたつでテレビ見て、あったかい布団で寝ていることを嬉しく思ったことを覚えている。これが、私の「平和」のイメージ。

大人になった今でも、考えはさほど変わっていないように思う。私は「戦争反対」で「平和」が大好きだけれど、そんなに大それたことを望んでいる訳ではなくて、それぞれの人の人権が守られて、それぞれの人ができる限り健康で文化的な生活を送れることが望みだ。自分も幸せに過ごしたいし、誰かが踏みつけにされていない社会がいい。だから戦争は絶対に反対。

来年はいい年にしたい。ウクライナだけでなく、世界から戦争がなくなってほしいし、まさか日本が戦争ができる国になるなどとんでもない。アメリカは賛成だろうけれど、世界の他の国々から圧力をかけられて諦めてほしい。(その前に選挙で自民党を大敗させて諦めさせるのが目標ではあるけれど)。食料自給率もエネルギー自給率も低い日本。アメリカ以外の国からそっぽを向かれたら、あっという間に自滅するしかないのだから、様々な国と対話し続け平和を保ってほしい。

私ができることは、まずは春の選挙をしっかり応援して、もしも本当に解散総選挙もあるのであれば、その応援も全力でやる。最後まで諦められない。絶対に新しい戦前にはさせない。

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