見出し画像

大人の嗜み[熱々サウナ編]


サウナ流行ってるでしょ?今。
え?そんなでもない?みんなもう飽きたの?

サウナにはまっています。どっぷりと、しっかりと。
少し前までサウナといえば、おじさん(おじさん検定7段クラスの)の嗜好品。すなわちストロングなオヤジの嗜みで、そこに女性の介在する余地はありませんでした。
だって女風呂にはサウナが無い施設も多かったし、サウナに入ったなんていう女性の話など聞いたこともなければ、その姿を見たこともありませんでした。

しかし昨今、サウナは全大人の嗜みとなり、大サウナブームに乗って「おしゃれな大人の素敵な嗜み」にまで登りつめました。

なんだか、ウインズの前でくだを巻くオケラのお父さんの顎にヨーロピアンアッパーカットを打ち込み気絶させ、右手に「なんちゃらフラペチーノ」、左手に「クラフト紅茶」を持たせた挙句に気付け薬でも飲ませた。みたいな素敵なお話ですね。
おかげで私たちも気軽にサウナを楽しむことができるようになりました。
ありがたいことです。

「サウナ」という文化にはいくつかの語られるべき要素と側面がありますが、今回は私の個人的なサウナの楽しみ方についてのみ、お話したいと思います。

私がサウナ施設を選ぶときに絶対条件としていることはたったひとつ。
「サウナ専用施設」ではないことです。
サウナは大浴場(温泉なら最高)とセットでなければならないと考えています。サウナ専門の施設は、シャワーと水風呂のみだったりしますので選択肢からは外れます。
実はサウナより大浴場が大切だったりします。でかいお風呂が大好きなんです。サウナの無い温泉は全然行きますが、大浴場の無いサウナには行きません。

サウナに入る前に炭酸泉(なければジェットバス)にじっくり入り、あたたまってからサウナに入ります。サウナに入ってすぐから汗をかきたいタイプなので下地作りのような感じです。
下地をつくってから入るので、1セット6~8分くらいと短めになります。
サウナ→水風呂→外気浴のセットを2~3回繰り返します。

灼熱のサウナ室の中、しばし熱にに身をゆだねることで、少しづつ思考が深まるような感覚があります。脳みそが痺れるような熱さの中、発汗しながらやたらともの思いにふけります。ものすごーくふけります。
考え事するためにサウナに行っているのかもしれないくらいです。

そして熱さの限界が近づいてきた刹那に、パッと飛び出すように外へ出ると、熱さから解放された安堵感を感じます。
そして水風呂の冷たさが瞬間的に脳を喜ばせます。

露天スペースでの外気浴でゆっくりと体を冷ましていると、そのなんとも言えない心地よさで頭の中ががクリアになっていくような感覚になります。
これはちょっとした精神浄化作用のようなものなのではないかと思っています。(これが噂の整うってヤツかも知れませんw)

そんな感じで、サウナ中や温泉入浴中、あまりにも強めにもの思いふけり過ぎてるので、たまにうっかり生霊飛ばしちゃってないかと心配になることもありますね。

私の関係者の方々、サウナ中や入浴中に変な生霊飛ばしてたらごめんなさい。
なるべく気をつけます。

あぁ、サウナと大浴場と酒場を移動しながら暮らしたいな。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?