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電通の問い合わせ窓口に社員の面接のセクハラは、どこに相談すればいいか聞いてみた。

前提として、電通の知り合いも多いですし、電通自体の否定ではなく、最近MBAの授業で『コーポレート・ガバナンス(企業統治)』、不祥事があった際に、企業がどういう対応するかを勉強したいため、実際にこういう時に企業がどうい対応をするのか知りたいための探求となります。

不祥事が起こる事は企業活動をしていく上で何かしたら起こるので、大事なのは起きた後の対応や、再発防止の企業努力の視点です。

きっかけは、高校生のため起業家育成講座で、出会って、その後もミスIDなど、一貫して高校生の頃から『政治』に対して、ブレない思いや活動を応援している町田彩夏さんのツイートがキッカケです。

その前にはあちゅうさんの某クリエイターへの告発がキッカケで、一時ははあちゅうさんのツイートを超える話題になっていました。はあちゅうさんや、町田さんの勇気を持った告発から、同じを体験する人が増えない、電通で働く人が、気持ちよく働いて、社会に対して価値を提供して欲しいと思っています。

コーポレートガバナスは、日本語で企業統治と言いますが、企業が永続的に続くための、何を持って治める、企業の存続に関わる不祥事を未然に防ぐ、または起きた際に適切な対応をする仕組みです。

実際に電通のハラスメントに対するコーポレート・ガバナンスを調べていきます。規定/浸透/通報窓口/問い合わせは、運用されているようです。「個別対応」でどこまで対応できているか疑問ですが。

会社のコンプライアンスとして「社内外の通報窓口」があるとあったので、今回の社外から通報窓口があるか、社員のセクハラ面接に対して、対応できる仕組みがある調べてみました。

取引上の不正があった場合に、通報窓口はありました。 対応や報告がないので、どうなっているかわからない不透明な対応ですが。

WEB上に上がっている情報だけだと、コーポレート・ガバナンスが効いているとは言えないです。

電通の対応も、公式ツィッターは、鍵つきアカウントにするという対応です。
公式の騒動に対するアナウンスはなく、これがよくも悪くも、今回のパワハラ/セクハラ問題に、見える形として電通が社会に対しての対応です。

電通サイトからその他で問い合わせをしてみると、数日後に下記の問い合わせがありました。これがコーポレートコミュニケーション局のコミュニケーションかよ!と突っ込んでしまいましたが、テンプレート返信?と思いましたが、言われた通りに再度、お問い合わせしてみます。

https://contact.dentsu.jp/m/other

電通側の担当者もわからない、ブラックボックスを相手に、石を投げる感覚ですが、前回の経緯も含めて問い合わせをしてみます。

そして、冒頭の最新の回答になります。翌日に返信がきましたが、日本語がおかしく、ふわっと終わりそうな回答なので、もう少しつっこんでコミュニケーションを続けたいと思います。

リサーチや仮説検証していくと、社会通念としてはやっていけない事ですが、実際にセクハラ/パワハラが当たり前の業界であれば、面接でその耐性を聞くのも理解はできます。*けして肯定はしません。

今回の問題は、電通だけでなく、もっと深くて大きい問題です。だからこそ、それを内部/外部/社会が連携して、良い価値を生み出す企業をみんなで支えるためにコーポレート・ガバナンスが必要だと痛感しました。

まとめ

正直、今回のパワハラ/セクハラに対しての、コーポレート・ガバナンスが効いていると正直言えません。 今回は『炎上対策』として、炎上をおさめるために1つの見本になると思いますが、けして誠実な企業対応ではありません。

商品CMレベルの炎上なら、CM停止で良いですが、企業レベルの対応としては、今回の対応から残る『不信感』は、to Cはもちろん、to Bの影響が大きい事を危機感を持った方が良いです。

企業不祥事は、どう頑張っても起こるものです。 その後の対応で、企業の存在できるか、逆に誠実な対応して信頼を上がる、企業価値が上がる会社がわかれるからです。

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