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Little By Little

昨年の12月から電気を必要な分だけしか使わない生活に切り替えた。

理由はべつに節約でもなんでもなくて、やってみたかったから。
本当にわたしにとって必要なモノは何?
便利ってホントに便利なの?

今のところとても楽しい。そしてクリエイティブになる。
ないから考える。考えたことをやってみる。

足りない状況の中で気がつく豊かさ。
冬の日の光はこんなに暖かいものだった。
月の光はこんなにも明るかった。

何もないと、自分自身の中から発信する音がより一層聞こえる。
耳や目・触覚、味覚・・五感が拡がる経験。・・これは本当に豊か。

”We cannot stop being creative. We are creative in the way we dress, we cook, we talk and express our love.”
オノヨーコ 2016年12月25日 Twitter

そんなことを経験してたら、オノヨーコのツイッター。
自分のやってることに"YES"と背中を押してもらった気持ちになった。

着てるものもそう。わたしはファッションが大好き。
同じ服でも違う組み合わせをしてみようとか
毎日好きなものを自分で選んで着ていたい。
それもまたクリエイティブ。

アートの中だけがクリエイティブではなくて、日常の生活そのものが
アートだと改めて。わたしにとって、ある特定の場所でしかできないものではないように感じる。
むしろそういう境界線をとっぱらってる方が自然だと感じる。
ただね、踊ることがわたしにとっては”生きてる”ということが
わかりやすい方法であることも本当。
音を奏でる人、言葉を書く人、絵を描く人。
それぞれがわかりやすい表現方法は千差万別。

今はノイズと実際にセッションしつつ、同時に音楽とダンスにおけるセクシュアリティ、音楽のフィジカル、ダンスのノンフィジカルそんなことをブレスト中。演奏家との音楽とダンスにおける官能性のことも。結論のない話を話している。でもそれはとても有意義な話。この話を通じて気がついたことはダンスも音楽もそもそもは祈りのために行われてきたこと。ということはアプローチは違っても源は同じ。あたりまえのことにまた気がついた。
今の所全てworking in progress。
だから楽しみ。
ダンスに興味の有る音楽家、演奏家と一緒に関わっていくこともできる限りやっていきたい。

納得しながら迷わずにいくこと。そこには勇気だけを持っていこう。

少しづつ。

#エッセイ #ダンス #日記 #diary







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