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【5月課題】 日本人であることは重要か否か?

さいきん久々にみっちりと作曲をしています。ここ数年は論文優先だったのでずいぶん久しぶり。楽譜書くの楽しいけど難しい、、、(´Д` )

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さて今回主に取り上げた三人の作曲家(リザ・リム、スティーブ・タカスギ、ハヤ・チェルノヴィン)。よく見てみると多くの共通点があるもよう:

・現代音楽界ではマイノリティとされる文化背景を持ち(非西欧諸国出身、あるいはそれらをルーツとする)
・複数の国での中〜長期の生活経験があり
・複数の言語を話す或いは知識があり
・旅を日常としていて
・西欧と非西欧の両方の視点から音楽を捉えている

そういえば先日リザがメールで「ナショナリティ(国籍)は政治の話だから個人的にはほぼ信用してない」と言っていました。わかる気はする。

どの国出身かということより上記のように、どの文化圏でどういう生活を送ってきたかということの方がずいぶん重要なのかもしれません。

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今月のエッセイ課題「日本人であることは重要か否か」。

日本人であることは、作曲家としての自分にとって重要ですか?それは、どのように音楽に影響している/していないと思いますか?

細分化して考えてみます。

まず作曲家として「生活を送る」上で重要かといえばイエス。パスポートも優勢言語もそこに紐づけられたものだし。
作曲家として日本で「活動する」ときはノー、日本以外でもノー。言われることはあるけどね。
創作をするときはイエス、日本人であることより「日本で生まれ育った体験と日本語を通して形成された思考」が影響してると思う。

まとめ。
じぶんの生活や創作の上で日本人であることは(幾分)重要だけど、それを他人に提示したりツール化して用いることには興味がない。

どのように、は長くなるからまた今度...(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

(下記は、海外生活10年での変遷をディスクライブしてみたゆきちか書簡回。)


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