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『破壊』ほど生産性のない蛮行はない!

 ロシアが現在行なっているのは、地球規模の『破壊』という蛮行である。『破壊』は一瞬にして行われるが、その復興には数十年掛かってしまう。よって、『破壊』ほど生産性のないものはない。不毛なる手段だ。敗戦国日本が焦土化されて、戦後何年掛かったか!?

 ロシアが『破壊』を続け、ウクライナを焦土化しようとする試みを、周囲が強烈に『批判』しても、『破壊』を指令する者、『破壊』を実行する者が「はい、分かりました。猛省し今後一切このような蛮行をいたしません!」と改心する人間は一人もいない。

 彼らの頭の中は、他国民を惨殺し、他国の領土を焦土化することが快感となっているに違いないが、異常なる『被害妄想』を装いながらも、自国領土の拡大というお伽噺を強行し、挙げ句の果てには孤立するだけの愚策に過ぎないのである。

 民家も公的施設も、田畑も、生活インフラ全てを『破壊』して、自国領土を拡大しても、国際法を無視、違反しているだけの話であり、万が一、一時期、他国の領土を侵略したとしても、誰も幸せになる人はいない。

 『破壊』を行う者たちは、平穏無事に暮らす地球人を脅かすエイリアンである。プライド高く、メンツばかりを気にしているが、稚拙極まりない蛮行に浸る、自らの醜態を鏡に映し出してみれば良い。

 田畑を燃やし、民家を燃やし、人を殺し、何が残るのだろうか。残るのは、瓦礫と灰と人々の悲しみだけである。勿論、殺戮を繰り返す者たちにとっても、何も良いことはなく、リスクばかりだ。指令通りに蛮行を繰り返した兵士たちも、多くは精神障害で生きる道を失くしてしまうことになる。

 西側諸国やNATO加盟国をひたすら悪魔にしたがる、本物の悪魔たち。彼らの頭は、既に思考停止している。腐っている。それも、ほとんどが元首をはじめ、高齢者の政府高官だったり上級武官だったりと、『老害』以外に言葉が見つからない。皆、苦虫を潰したような顔をして、顔相が歪みきっている。

 その悪魔たちは、毎日、憮然とした顔つきで、ご機嫌斜めである。その厳つい顔を、世界のメディアに対して曝け出し、口からは『虚言』がバルカン砲のように打ち出されてくるのだから始末に悪い。『フェイク王』ばかりが勢揃い。

 マフィア国と成り下がったロシア。文化の香り高いロシアという国は、どこへ消えてしまったのだろうか。歴史的に独裁者は同じ蛮行を繰り返すが、最終的には『文明』を次から次へと地球上から消し去って行く訳だ。

 100年遅れの軍事作戦は、初動から『侵略戦争』であった。それを、日替わりランチのように、自画自賛、フェイクのオンパレード。今までロシア国民を上手い具合に扇動してきたかも知れないが、もう、国内に広がったフェイクは、今のロシア政府が持っている小さな風呂敷では覆い隠せない。

 アフリカやアジア諸国でも、ロシアと親密なお付き合いしたいという国もあるようだが、こんなマフィア国家と手を結ぶのであれば、自国もマフィア国家になってしまう。独裁者による強権政治は国を滅ぼすだけである。全ては、歴史が物語っているように。

 ロシアの詰将棋は甘過ぎる。というか、先を読んでいるつもりであろうが、単純バカなる目的なので、先読みも不要として、未だに物量作戦の『ムカデ戦術』を行なっている。それは、100年前の戦術であり、現代の戦術とは雲泥の差がある。『視野狭窄』、『過信』、『勘違い』も甚だしい。

 『破壊』が不毛であることを、今一度、考えてみればいい。世の中はよくできているもので、『破壊』をもって侵略してきた国家は、全て、不幸な国となっている。それを全国民が猛省し、民主化した国のみ穏やかな国に進化できたのだ。それが、日本である。(戦後、日本は唯一成功した社会主義国家と論じる人もいる)

 異常なる『被害妄想』の狂人の集まりである独裁国家。一度、リセットして、全てを平らにして、出直された方が、幸せな国になる可能性は高い。今のままでは、自らの傷口を広げて、侵略に加担した人たちは、地球上から抹殺される運命にある。それも、同士討ちにて。

 自国の膿は自浄作用により、自国民で清掃消毒活動を行い、透明なガラス張りの民主国家として再スタートされては如何なものか。今の時代、個人崇拝の独裁国家のスタイルなんぞ、旧石器時代の低民度の國として孤立するのが関の山となる。

 広大な国土を持つ国は、そろそろ合理性をもって分割し、個々の民族ごとに独立させた方が、統治は穏やかになりはしないか。

国破れて山河あり
西田親生の自由気まま書
※複写転載は厳禁

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