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Shooting scenery...captured by D&L Assistant Photographer

 お散歩カメラだったり、本格取材だったり、今まで何回シャッターを切ったのだろうか。数年前までは、多い時は毎週5日間はあちこちを歩き回っては、シャッターを切っていた。

 特に、熊本地震前は、取材ランチを熊本ホテルキャッスルで食し、その後、大天守までの高い階段を重いカメラを担いで登り、2キロほど歩き回っていた時期もあった。足腰の鍛錬と言えば聞こえが良いが、結構辛くもあり、楽しくもあり。

 ところが2016年4月14日、16日の熊本地震により、日頃の足腰の鍛錬の為の「熊本城郭巡りコース」を断念せざるを得なくなり、レンズは、遊水池の野鳥や花々を向いて行った。それでも、季節を肌で感じてシャッターを切ると、とても「生きている!」という実感が湧くのだった。

 写真群は、その頃から現在まで撮ってもらった数百枚からランダムに選んだ十数枚。写真を見れば、瞬間的にどこの場所でどんな写真を撮ったかの記憶が蘇る。もしかすると、カメラを趣味とすれば、後期高齢者と自分がなっても認知症とは無縁ではないかと、勝手に思い込む筆者がいる。

 最近は、博多入りすることも多くなっている中で、何とか、今自分が住んでいる周辺(半径25キロ以内)の小さな自然をしっかりと捉えておこうという気持ちが強い。特に、湧水に恵まれている熊本市内だが、各所の水位が減っているので尚更である。

 野鳥についても、最近はめっきり少なくなった気がしてならない。ある写真愛好家の話を聞くと、「八景水谷のアオサギやダイサギ、コサギなどは西方の川沿いに移動しているじゃないですか!?」と。

 江津湖周辺や浮島方面に足を運べば、渡り鳥はわんさと居る。しかし、綺麗なトイレがあるところが安心して取材ができるので、結局は、八景水谷公園や熊本県北の小さな自然を狙ってしまうのである。

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