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Nikon D500の想い出・・・その2

 つがいのメジロが目の前の小枝に降り立った。こちらが恥ずかしくなるほど、仲が良い。他のメジロたちは落ち着かず、あちこちを飛び回っている。しかし、この二羽だけはまったりしていた。
※撮影場所は、熊本城二の丸公園近くの「野鳥園」

つがいのメジロ

 絵で描いたような青緑色の小鳥は、ご存知のようにカワセミである。漢字で「翡翠(ひすい)」と書いて、「カワセミ」と読ませるところが小洒落である。カワセミは、くちばしの上下が黒なのでオス。メスは、くちばしの下の方が赤い。今まで何度も遭遇しては撮影してきたけれども、ほぼメスと出逢うことは無かった。

カワセミ(オス)
カワセミ(オス)

 写真下は、カルガモのメスが離水寸前のところを、たまたま撮影したものである。滑走距離は思ったよりも短く、飛び立った。突然だったので、連写したものの、この一枚だけがファインダーにギリギリ収まっていた。

カルガモ

 熊本市北部の高台から、西側に聳える金峰山(カルデラ式火山)方面の夕景を撮ってみた。陽が沈んで間もない西の空一面が紅に染まっている。蛇足ながら、金峰山の向こう側に行くと、有明海を挟み普賢岳(長崎県)を見ることができる。

熊本市の夕景

 午後3時をすぎた頃の八景水谷公園(熊本市)の湧水池。同公園の道化師である小鷺が、ど真ん中でぼーっとしていた。足元には60cm以上もある大きな鯉が何匹も泳いでいるが、全く気にしていない。ただ、ぼーっとしていた。

大鷺

 暫くすると、エビをゲットした小鷺。片方の足を上手く使って、湧水池の沈殿した土を突き、振動を与えている。土中から飛び出す獲物(エビ)をゲットすると、頭を左右に振って水や泥を落とし、獲物を丸呑みにする。その後、くちばしを水で洗い、再び左右に振って、ご馳走様。

小鷺

 ヒョウモンチョウは、至る所で見ることができる。しかしながら、このように羽が綺麗なものは結構少ない。鳥などの天敵に襲われたのか分からないが、羽がボロボロになったヒョウモンチョウを見掛けることが多い。

ヒョウモンチョウ

 烏瓜が木陰で三つ四つ顔を出していたので、早速撮影してみた。写真は眼で見るそれよりも、ずっと美しく写っている。初めて烏瓜を撮影したものだが、その後、これ以上美しく烏瓜の写真を撮すことはなかった。

烏瓜

 熊本県山鹿市の豊前街道。昔ながらの家々や、ちょっとモダンな建物が融合し、観光客の目を楽しませてくれる。江戸時代は参勤交代の道として利用された。漆喰固めの壁の古い日本家屋は何とも言えず、情緒がある。この道を北へ進むと、右手には「さくら湯」が、更に坂を上り詰めた右手には芝居小屋「八千代座」がある。同市は、八百年の歴史を誇る泉質の良い温泉街として人気があり、毎年8月15日・16日には「山鹿灯篭まつり」が開催され、県内外から多くの観光客が訪れる。

豊前街道(熊本県山鹿市)

 熊本県山鹿市鹿本町付近の道を車で通っていると、偶然にも、左手に大鷺の棲家を見つけた。写真には5羽映っているが、実際は大鷺と五位鷺を加えると、十数羽が木々の中に隠れていたようだ。最近、同じ道を通って見たけれども、いつ家移りしたのか、今ではこの棲家には鷺の姿は見られない。

大鷺の棲家

 上弦の月を手持ちで撮って見た。600mmの超望遠レンズを装着しての撮影だが、DXフォーマットなので、フルサイズ換算で900mmとなる。それでも、この程度の大きさしか撮れないので、大きな月を撮りたければ、NikonのCOOLPIX P1000の3000mmの超望遠を使えば、ファインダーからはみ出すほどに撮れるに違いない。

上弦の月

 この朱色で独特な形状をした花は、南米原産のアメリカデイゴの花である。日本へ渡来したのは江戸時代と伝えられる。沖縄の「島唄」に出てくるデイゴとはインド原産であり、沖縄のデイゴの蕾が細長く、咲く花は華やかに見える。

アメリカデイゴ

 燕の子育てに遭遇。撮影して初めて分かったのだが、親燕の顔面がすっぽり入るほど、幼鳥の口は大きいのかと、写真を見て吹き出してしまった。幼鳥は全部で5羽いたと思われるが、口を大きく開けているのがガタイが大きく、右隅の幼鳥は消極的で、ボディランゲージも下手で餌に有り付けず、小ぶりであった。

燕の巣

 下の鳥は、ヤマガラである。熊本県八代市五家荘へ紅葉を撮影に行った時に、食事処の手前で遭遇した。すぐに飛び去ったので、写真はこの1枚しか残っていない。結局、鳴き声も聞けなかった。

ヤマガラ

 フードパル熊本のバラ園で撮影した写真からランダムに2枚を選んだ。フードパル熊本では、春と秋にバラが咲き乱れる。手入れも行き届いているので、黒点病は滅多にない。また、パン工場直営の軽食レストランがあるので、我々庶民がとても和むお店なので、是非お立ち寄り頂ければと。

フードパル熊本のバラ園にて
フードパル熊本のバラ園にて

 この青鷺の魚獲りは、これまで撮影した中でも、光量も角度も距離もよく、何度もくちばしで咥えたり振り回したりの演技をしてくれたので、数枚良い写真が撮れたのだった。

青鷺のランチタイム
魚をひと呑み

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