台湾総統選と社会科(2)
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます
地震から14日目を迎えました。
旅館やホテルなどに移動する「二次避難」が始まったそうです。
久しぶりに水道や電気が通っているところで生活できることに、大きな安心感がありました。
こうしてnoteを書いているような、通常の生活を送れていることのありがたさを忘れないようにしたいです。
今この瞬間も、救援や復旧にあたっている方々への感謝の気持ちと、一刻も早く救援や復旧が進むことを願っています。
台湾総統選
昨日に引き続き、台湾総統選の話です。
この選挙で、投票率は71・86%だったそうです。
前回の2020年より、3.04%下がりました。
日本で一番大きな選挙というと、国会議員を選ぶ衆議院や参議院の選挙だと考えられます。
総務省による、投票率のデータがあります。
この表によると、直近の令和3年の衆議院議員選挙の投票率は、55.93%しかありません。
同じ国政選挙で、ここまで大きな差が生まれてしまうのは、なぜでしょうか。
色々な理由があるとは思いますが、台湾の総統選挙では、前回も書いた通り、中国との関係が大きな争点になっているので、それによって大きく生活が変わる、という当事者意識が国民一人一人にあるのかも知れません。
日本の衆議院選挙では、政党によってそれぞれの政策を掲げていたりするところはありますが、それによって生活が劇的に変わるということはあまり想像できません。
このような、「私の参加によって政治が変わる」という感覚が、日本の若者には少ないことが調査によって明らかになっています。
このような意識を変えて、一人一人が政治に参加する意識を高めるためにも、社会科の学習で、政策について考えたり、政治の仕組みをもとに実際に取り組んでみたりすることが大切なのだと思います。
今回は、台湾総統選の投票率の高さについて書きました。
お読みいただき、ありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。
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