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デジタル教科書で試行錯誤が容易に! すぐできそう!なクラスデザイン #141

算数の授業は、「三角形と四角形」の3時間目でした。1時間目の授業はこちらです。

三角形と四角形を、直線の本数によって弁別できるようになったあと、その構成要素である辺や頂点について知りました。

3時間目の本時では、三角形や四角形の紙を2つに切ることで、三角形や四角形を作る活動を行いました。一斉ではなく、個別での活動になります。

折り紙で三角形を作ったあと、一本直線を書き、二つに分けるとどうなるかを考え、実際に調べていきます。

折り紙で作った三角形や四角形だと、一回切って終わりになってしまいます。ノートに貼って、それぞれの解説を書いていました。次のものを試したいときには、また新しい三角形や四角形を用意しなければなりません。試行の回数が限られてしまいます。

しかし、指導者用のデジタル教科書には、この活動を繰り返しできるコンテンツが用意されていました。三角形や四角形の辺上の任意の2点をタップするだけで、2つに分けることができ、移動させることができます。指導者用なので、電子黒板に写してみんなで活動することしかできませんが、何度も試行錯誤するにはとても良いコンテンツだと思います。実際、四角形の頂点から辺に向かって直線を書くことで、三角形と四角形に分けることができるのですが、ちょっとずれてしまったため、三角形と五角形に分かれてしまう場面がありました。ちょっとした操作ミスなのですが、誤答でも取り上げて理由を考えることができるので、とても便利なコンテンツだなぁと思いました。自分のところには学習者用のデジタル教科書はまだ導入されていないので、図形領域では有用だなぁと思っています。

お読みいただき、ありがとうございました。ご参考になれば嬉しいです。




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