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カッターナイフを使う すぐできそう!なクラスデザイン #113

図工の学習で、「まどのあるたてもの」(開隆堂1・2下)という立体作品作りに取り組んでいます。こちらも、2年生で身に付ける技能の一つである、カッターナイフの扱い方を学んでいく単元になります。

最近は、図工の単元に合わせて様々なキットが教材屋さんによって作られているのですが、この単元も、画用紙などの必要な材料とともに、子どもたちが使いやすい、ミニカッターナイフも付属していますので、すぐに授業を始めることができます。

刃物を扱うことがある図工の授業では、安全管理が重要です。小学校生活で、はさみの経験はしてきていますが、それよりもさらに危険度がます刃物を扱いますので、事前の指導はしっかりとしておく必要があります。

カッターナイフは、引いて切るものですので、カッターナイフを持っていない方の手(紙を抑える手)が、カッターナイフよりも奥にあれば、手に当たることはありません。定規を使って切る時を除いて、抑える手の位置を徹底するように声かけを続けました。

また、直線ではなく、直角に切ったり、波線を切ったりするときには、「紙を回す」という技術も重要です。つい、手首を曲げて切ろうとしがちですが、紙を回しながらスムーズに切ることができるように練習しました。

十分に練習をした後に、いよいよ作品作りに入りました。まずは、建物の形を決めるところからです。蛇腹折りにしたり、筒状にしたりした画用紙を立てて、建物の形を決めていきます。これが結構時間がかかり、本時はここまでで終了となりました。建物の形は、全体のデザインを決める重要なところですので、時間をかけて取り組みたいところです。

次回は、まどの位置や形を決めていきたいと思います。

今回も、お読みいただきありがとうございました。ご参考になれば幸いです。




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