人生で初めて手にしたアップルデバイスだ。初期型iPodはfirewireケーブルのみの転送で当時はMacユーザーではなかったので諦めた。「これ一台でビートルズの楽曲全てが持ち歩ける」というスティーブ・ジョブズの講演は衝撃だったろう。iPodはポータブル音楽プレーヤーの草分け的存在となった。進化とともにWindowsのiTunesでも繋げるようになったので2008年に購入した。しかし30GBでは一部の音楽しか持ち出せないのが不満だった。のちに160GBのiPod classicに買い替えたものの、Appleロスレスでエンコードした音楽ライブラリは既に2万曲以上に達していたのでそれでも削らざるを得なかった。iPodの欠点はストレージの拡張性に優れなかった。最後のほうは30pin端子をLightning端子に変換して使うようになった。あとiPhone 3Gの音楽プレーヤー名はiPodだったがApple Musicに変わってしまった。iPodも今やノスタルジーな存在となってしまった。