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不動明王法華勧請文

うちのお上人はとある神社の不動明王の講元を務めています。そこの氏子さんか信徒さんかわかりませんが、なぜか日蓮宗式に法華経で供養したいと頼まれたらしく、以来毎月2回ほど開催されているようです。

私も数年前に少しだけ参加したことがあり(今は諸々の事情により参加していません)、その際にお上人が勧請に当たる部分で唱えられていた文言を記します。

というのも、その当時はググったらかのmixiのコミュニティが検索に該当し、そこに記載があったのですが、現在はなぜか見つからなくなっていたためです。
幸いにも?それを見て当時写経した半紙が残っていたため、改めて文字起こししておこうと思いました。

おそらくは普段日蓮宗では唱えないものなのですが、日蓮宗も曼荼羅御本尊に不動明王と愛染明王の梵字が書かれていることからお不動さんも信仰対象の一つではあるため、詳細はわかりません。

ただ、法華経の文言が使われていることから元は台密系修験道由来ではないかと推察しています。

確か当該mixiのページには「不動明王剣の文」と名称が書かれていた記憶があるのですが、上記タイトルで検索しても全く違うものしか出てこないので、記事のタイトルは適当につけました。したがってこれから紹介する文言の正式名称ではないことをあらかじめお断りしておきます。

以下、不動明王に唱える法華勧請文です。 

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