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こどもとの遊び方が分からない‥。そんなときは「○○○うた」!

小さいこどもとどうやって遊べばいいか分からない!
こどもとの遊びの悩みを持っているパパ達は意外と多いのではないでしょうか?

こどもがある程度大きくなれば、一緒にサッカーやボードゲームなど一緒に楽しめる幅が広がるのですが、小さいうちは何をすれば喜ぶのか分からない。打つ手がなくとりあえずテレビを見せたり、ママにバトンタッチしたりすることもあるかもしれませんね。

また、赤ちゃん用の玩具が揃っていないから遊べない。
自分自身に時間が無くて長い時間付き合ってあげれない。
ということもあるかもしれません。

こういう時におすすめの遊びがあります。
それが、

わらべうた

です。

「歌なんて恥ずかしくてできない!」
と思われたパパの皆さん、すごく分かります。私もはじめのうちは歌でこどもが遊ぶことが苦手でした。ですが、このわらべうた実はやってみるとたくさんのメリットがあるのです。こういう遊びがあるんだな~程度の軽い感じで読んでいただけると嬉しいです。
なお、「全部読む時間がないんだよ~泣」という方は、「3.パパにおすすめのわらべうた3選」からお読みください。

1.わらべうたのメリット

わらべうたにはたくさんの特徴があるのですが、その中からこどもとパパにとってのメリットを3つあげてみました。

  • 道具いらずでどこでも遊べる。

  • 音階が少なく歌いやすい。

  • スキンシップができる。

一つずつ解説していきます。

「道具いらずでどこでも遊べる。」

わらべうたには道具が要りません。中には布やフープなど道具があるとより楽しくなるものもありますが、基本は歌とふれあいを中心にできています。一度遊び方を覚えれば家の中でも移動中の車内でも楽しめるものがあります。特に手を使った遊びはこどもを持ち上げたり抱えたりすることもなく取り組みやすい遊びです。(具体的な曲と遊び方は記事の後半で生涯します)

「音階が少なく歌いやすい。」

よく学校で歌うような唱歌や、テレビで聴く歌謡曲は多くの音階を使用しますが、わらべうたは「レ・ド・ラ」などの3音だけで構成されているものが多く、こどもにとってもパパにとっても歌いやすいです。また、曲がとても短く覚えやすいという利点もあります。こどもが小さいうちは長い曲を覚えて歌うのはとても高度なことですし、パパにとっても覚えるまでの道のりが険しくなってしまいます。
(私はいまだに歌謡曲でさえ歌詞を覚えられないです汗)

そして嬉しいことにそもそも音階のない曲も多くあるので音感に自信のないパパにとっても親しみやすいです。
(はい、私のことです、、、笑)


「スキンシップができる」

わらべうたにはたくさんのふれあってできる遊びがあります。「こどもの脳は肌にある」とも言われ、こどもが肌から得る刺激は大きいものです。パパがこどもとふれあえばふれあうほどこどもは温かい刺激を受け、脳も発達していきます。そして何より肌のふれあいがあると心が安らぎますよね。こどもはもちろん、大人にとっても同じです。こどもと遊んでやっているつもりが、実は自分の方が癒やされたなんて経験をされた方も多いのではないでしょうか。実は、スキンシップをすると脳内からオキシトシンというホルモンが分泌されます。オキシトシンにはストレスへの反応を和らげたり、他人への信頼関係を高める作用があります。
わらべうたを通してスキンシップの機会を持てることがこどもとパパにとってとても大きいです。

他にもたくさんのメリットがあるのですが今回はこのあたりで。
まずは簡単な曲からやってみて実際に感じてみることが大事です。


2.パパがわらべうたをするということ

そもそも、パパがこどもと積極的に関わるとこどもにとってどういったメリットがあるのでしょう?今までに日本や外国で父親の育児参加に関する研究が複数行われてきました。
父親が育児に関わることで、

・こどもの認知能力・非認知能力が高まる。
・こどもの社会性が高くなる。
・こどもの問題行動が減る。

と言われています。
また、最近の研究では、赤ちゃんの頃にパパが育児に積極的に関わることが、子どもが思春期を迎えたときのメンタルヘルスの予防に繋がる可能性があるとも言われています。

パパが育児に関わると良いことがたくさんあるのです。

さて、わらべうたに話を戻すと、男性の声というのはこどもや女性の声とは明らかに違いますね。最も違うのは声の高さではないでしょうか。だからといって無理に高い声で歌う必要はありません。大事なことはパパがこどものために歌ってあげることそのものだからです。自分ともママとも違う人が歌ってくれる、歌いながら高い高いをするなど体験したことのない遊びをしてくれる、それ自体がこどもが自分の周囲に意識を向けるきっかけとなり、社会性の発達にも繋がってくるのです。前述した「こどもの社会性が高くなる」という点ともリンクしてきますね。

わたべうたを歌うときに音程を気にしすぎて何だかぎこちない感じになってしまうことがあります。私も初めのうちは恐る恐る歌っていた記憶があります。しかし、正しく歌うことよりもまずは、

「とりあえず歌ってみる」

これにつきると思います。こどもにとって、パパが自分のために歌を歌ってくれていること自体が嬉しいものです。あまり完璧を求めずにとりあえず歌ってみましょう。



3.パパにおすすめのわらべうた3選

お待たせしました!いよいよわらべうたの紹介です。
ここでは、すぐに取り組みやすいおすすめわらべうた3選をお届けします。

  1. いちり(足を使った遊び)

  2. うまはとしとし (ゆすって楽しいひざのせ遊び)

  3. トーキョート (手を使った遊び)

※楽譜は掲載しませんが、かわりに分かりやすいわらべうた動画のHPがあるのでこちらで曲を再生してください。音の高さはご自身が歌いやすい高さで大丈夫ですよ。
↓↓

1.いちり
赤ちゃんも喜ぶわらべうたです。赤ちゃんとするときは寝かせた状態で目を合わせてすると喜びますよ。「いちり」→つま先、「にり」→足首、「さんり」→ひざ、の順につまんでいき、最後の「しり」でおしりをくすぐります。つま先から順につまんでいかれるのがこどもにとってとてもスリリングで楽しい遊びです。
ちなみにこの曲は音程がなくとても短い曲なので、パパがまず覚えるわらべうたに最適です。

2.うまはとしとし
「うまはとしとし ないてもつよい うまはつよいから○○ちゃん(こどもの名前)もつよい」
膝にこどもを乗せて軽くゆすりながら歌います。最後大人の足を開いてドシーンと床にお尻をつけると喜びます。2~3歳ごろになると「もっともっと」とより激しい揺れをパパに求めることも。笑
※まだ首のすわっていない赤ちゃんや体幹がまだ安定していない時期はゆすらずに抱っこして歌ってあげるだけでいいですよ。

3.トーキョート
「トーキョート ニホンバシ ガリガリヤマノ パンヤサント ツーネコサンガ カイダンノボッテ (こちょこちょこちょ)」
わらべうたあるあるなのですが、歌詞の意味が分からないですね。わらべうたは、元々意味があるものもあれば、はじめから意味のないものもあります。わらべうたは伝承なので作者が分からないものも多いです。ですが歌詞の曖昧さがかえってこどもの発想力をより高めてくれてます。
この曲では向かい合って手をとりながら歌うので、パパの表情もセットになるとより楽しくなります。最後のくすぐりまでのスリリングな展開がこどもにとってたまらないのです。


いかがだったでしょうか。わらべうたはパパにとってもこどもにとっても楽しくて取り組みやすい遊びです。簡単な曲からやってみて独自のアレンジを加えていくのも楽しいですよ。

こそだてパパのわ『ちくわ』では、パパにとって役に立つ記事を書いていくので今後も読んでいただけると嬉しいです。

それでは、さよならあんころもち またきなこ!!



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